<   2018年 10月 ( 18 )   > この月の画像一覧

最後のつもりで

 東急7700系の引退が迫ってきた。

 最終的な引退の日は、11月24日であることがわかっている。その日の「池上線全線祭り」で「7700系さよならイベント」が行われるからである。

 長年見続けてきた車両であるから、最後までしかと見届けるべきであるとは思うのだが、どうもそういうイベントには行く気がしない。それよりも、普段通りひっそりと走っている姿を見納めとしたかった。

 そんなことを思っていた今月下旬、残っていた7700系の3編成のうち、2編成が瞬く間に運用を離脱してしまった。残りは1編成になった。

 残り1編成を捕まえるのはなかなか難しい。また、引退間近になると平日朝の限られた運用にしか入らなくなる可能性もある。それで、早めに見納めをしておくことにした。


 最後にどこで見送ろうかといろいろ考えたが、池上線沿線の行き慣れた場所で見送ることにした。
f0113552_21153121.jpg
 高圧電線の下、切り通しの中を往くのが池上線らしい気がする。私のお気に入りの場所である。

 去ってゆく電車が見えなくなったとき、未練はあった。でも、こうしてちゃんと見納めのときを作り、記録することができて良かったと思っている。

 ただ、これまでに私が7700系を見送った記録は、まだまだこのブログに載せられていないものが多い。だからこれからもこのブログ上には7700系が登場すると思うし、そういう記録をこれからきちんと載せていけるようでありたいと願っている。


東急
7700系電車(7901F) 東急池上線洗足池駅~石川台駅にて 2018.10.28
by railwaylife | 2018-10-31 22:15 | 東急7600・7700系 | Comments(0)

神無月は花無月

 一年中、季節の花を楽しみにしている。

 線路際のみならず、街角や公園に咲く花を眺めるのも楽しい。

 ところが、一年の中でもこの十月だけは楽しみな花がない。

 九月の彼岸に彼岸花が咲き、それに少し遅れてキンモクセイが咲き、それらが散るとその後はぽっかりと空いてしまう。十月末から十一月初めにかけて、サザンカが咲くのを待たなければいけない。

 それで十月は、何だか手持ち無沙汰になってしまう。

 そんな十月は別名「神無月」ともいうが、私にとっては「花無月」でもある。

 そういうときだから、こういう花のある風景でも楽しんでみようかという気になる。
f0113552_00080780.jpg

東急
5050系電車(5153F) 東急東横線学芸大学駅~都立大学駅にて 2018.10.13
by railwaylife | 2018-10-30 00:15 | 東急5000系列 | Comments(0)

秋らしく

 10月に入って最初の週末は、やけに暑い日であった。

 日本海側を通った台風に向かって暖かい南風が吹き込んだ影響とかで、まるで夏が戻ってきたかのような陽気であった。

 そんな週末であったが、もう10月なのだからと、秋らしい風景をずっと探していた。

 そこで見つけたのが、川原のススキであった。
f0113552_23300500.jpg
 この日は風も強くて、激しく動き回るススキの穂に私はただただ弄ばれるばかりであったが、何とか秋らしい風景を表わそうと、ススキの穂に必死に喰らい付きながら秋の風景を捉えていた。


東急
5000系電車 東急田園都市線二子玉川駅~二子新地駅にて 2018.10.6
by railwaylife | 2018-10-25 23:35 | 東急5000系列 | Comments(0)

二十年前の横手駅

 今からちょうど二十年前、1998年10月24日に秋田県の横手駅で撮った写真である。
f0113552_23362188.jpg
f0113552_23363262.jpg
 写っているのは北上線のキハ100系と、奥羽本線の485系特急「こまくさ」である。

 この日は「ウィークエンドフリーきっぷ」という切符を手に、東京駅から東北新幹線「Maxやまびこ」で北上へ出て、北上から北上線に初めて乗った。そしてこの横手駅で奥羽本線の特急「こまくさ」に乗り換え新庄へ、新庄からは陸羽西線で余目に出て羽越本線に乗り換え、鶴岡で宿泊した。

 そんな遠回りが気軽にできたのも「ウィークエンドフリーきっぷ」があればこそであった。JR東日本の全線が乗り放題で、特急・急行も自由席なら特急券なしで乗れた。それでたしか16000円くらいだったから、今の「週末パス」より自由度もお得感もあった。

 季節は晩秋であった。北上線のゆだ錦秋湖あたりでは、文字通り錦秋というほどではなかったけれど、色とりどりに染まる紅葉を目にした。そして、その上に広がる薄青い空がやけに高く感じられたのを憶えている。

 特急「こまくさ」の車窓はススキの穂にあふれていた。白い穂が西日に照らされぼうっと見え、夢心地になった。まだ山形新幹線が山形までしか来ていなかった時代、かつての在来線特急「つばさ」の系譜を引く「こまくさ」が、秋の奥羽本線を疾走していた。

 いまや、遠い遠い昔の秋の思い出である。

by railwaylife | 2018-10-24 23:30 | | Comments(0)

あれから十年

 今からちょうど十年前の2008年10月23日は、私が最後に東京駅から九州行き寝台特急に乗った日である。

 翌2009年3月のダイヤ改正で、東京発九州行きの寝台特急が全滅することはすでに報道等で明らかになっていた。それだけに、もうこれが最後の九州行き寝台特急の乗車になるだろうという強い覚悟を持っていた。

 とは言え、悲しい気持ちばかりだったわけではない。寝台特急に乗車できるという至福の時間の一瞬一瞬を大事に楽しもうという気持ちが強かった。

 そんな想いを込めて、東京駅18時03分発の寝台特急「はやぶさ」のB寝台個室「ソロ」に乗車した。
f0113552_23354892.jpg
f0113552_23355940.jpg
 普段の旅よりちょっと多めの発泡酒とおつまみに好きな駅弁を買い込んで乗った個室寝台では、ひたすら夜の車窓風景を楽しんだ。イヤホンで好きな音楽を聴き、車窓を眺めながらさまざまなこと考える。そのときの自分のこと、これからの自分のこと、これまでの自分のことである。

 ふと車窓に、過去に訪れたことのある場所が映る。たちまちにそのときの思い出に浸る。いつか行きたいと思っている場所を横切る。改めて、そこへ行きたいと思う。

 そんな過去の思い出と、未来への希望と不安を想ういま現在の自分がいる。まさに寝台特急は、過去と現在と未来を繋ぐ旅路であり、人生という旅の途上を想うときであった。

 自分の人生もまた、二条の鉄路のようにずっと続いてゆく。そこを走り続けることだ。そんな想いになる、寝台特急の旅路であった。

 車窓を眺めながらの思索の時は、朝目覚めてからも続けた。そして九州に入り、終着の熊本駅が近付いてきたとき、いったいこの残り少ない車窓風景にあと何を想えば良いのだろう、という実に切ない気持ちになった。そんな想いで、熊本駅到着を迎えた。
f0113552_23361191.jpg

 あれから十年、今はせわしない日常の中で、自分の人生の旅路を想う間などなかなかない。ただただ、追われるだけの日々になってしまっている。

 だから今、叶うことならもう一度寝台特急に乗りたい、と切に願っている。

by railwaylife | 2018-10-23 18:03 | 寝台特急 | Comments(0)

2000系留置

 長津田工場内には、田園都市線用の2000系電車の1編成が細かく何両ずつかに分かれて留置されていた。
f0113552_22533719.jpg
f0113552_22535405.jpg
f0113552_22543674.jpg
 3編成ある2000系はすでに運用を離脱し、そのうちの1編成は5両編成化され大井町線仕様になったとの話である。残りの2編成も、大井町線に転属となるのだろうか。10両編成が半分の5両編成に短縮されてしまうのはもったいないように感じる。

 でも、私にとっては大井町線の方が目にする機会の多い路線である。だから今までよりも頻繁に2000系を見かけるようになるだろう。

 再び大井町線でこの編成に出会える日のことを想いながら、長津田工場を後にした。


東急
2000系電車(2002F) 東急電鉄長津田車両工場にて 2018.9.23


 初めて訪れた東急電車まつりであったが、長津田車両工場内を見て回るだけでも楽しいものであった。機会があればまた訪れたい。
by railwaylife | 2018-10-21 23:10 | 東急 | Comments(0)

2020系登場

 このブログは車両カタログではないから、いろんな車両の写真が載っていなくてもいい。自分にとって身近な車両や気に入っている車両だけが載っていればいい。

 そうは思っているが、地元の東急電鉄に関しては現役で走っている車両をすべて載せておきたいものだ。

 そんな想いで、唯一このブログに載っていなかった2020系の姿を掲載する。
f0113552_18510754.jpg
 斬新なデザインのこの車両を、今度は沿線風景の中で見送ってみたい。


東急
2020系電車(2121F) 東急電鉄長津田車両工場にて 2018.9.23
by railwaylife | 2018-10-20 19:00 | 東急 | Comments(0)

検査中

 長津田工場の中で検査中だったのは、目黒線用の5080系5184編成であった。
f0113552_23153025.jpg
 目黒線の電車は多摩川橋梁で何度となく見送っているから、この編成もきっと多摩川橋梁上で目にしているに違いない。
f0113552_23154303.jpg
 この編成もやがて検査が終われば、再び本線上を走る日がやって来るだろう。
f0113552_23155468.jpg
 そのときにまた、多摩川橋梁で見送りたい。


東急
5080系電車(5184F) 東急電鉄長津田車両工場にて 2018.9.23
by railwaylife | 2018-10-18 23:40 | 東急目黒線 | Comments(0)

歌舞伎&T.K.K.

 2018年の東急電車まつりのメインの展示はこれであった。
f0113552_22512842.jpg
 7700系歌舞伎スタイルに、1000系T.K.K.スタイルという、池上・多摩川線の個性的な編成同士の最後の並びを見ることができた。


東急
7700系電車(7912F)
東急
1000系電車(1017F) 東急電鉄長津田車両工場にて 2018.9.23
by railwaylife | 2018-10-16 23:00 | 東急7600・7700系 | Comments(0)

Y000系離合

 車両基地や車両工場の公開では、普段絶対に入ることのできない基地や工場の内部を見学することに何よりの楽しみがあるが、それらの敷地の中から外の風景を眺めるのもまた楽しいものである。

 それもまた、普段は見ることのできない風景だからである。
f0113552_22440222.jpg
 長津田工場の敷地内から見えたこの恩田駅の交換風景も、普段は見られないものではないだろうか。


横浜高速鉄道
Y000系電車 こどもの国線恩田駅にて 2018.9.23
by railwaylife | 2018-10-15 22:50 | 東急 | Comments(0)