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渋谷の新緑

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 渋谷駅近くの山手線沿いにある新緑はきっと、かつてこの近くにあった東急東横線のトラス橋梁上からも見えたに違いない。

 山手線や山手貨物線を跨ぐためにパッと視界の開けるその橋梁上に電車が躍り出たとき、山手線沿いの新緑に目を奪われたこともあっただろう。

 そんな日々が、懐かしく想われた。


JR東日本E231500番台電車 山手線恵比寿駅~渋谷駅にて 2016.5.7
by railwaylife | 2016-07-31 22:50 | 山手線 | Comments(0)

五月の青空

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 五月の青空は、冬に比べればだいぶ弛緩しているけれど、まだまだ清々しい感じがする。真夏などに比べれば、空気が乾いているからだろう。

 そんな空が日常の上に広く見られると、嬉しくなってくる。


東京臨海高速鉄道
70-000形電車 山手貨物線恵比寿駅~渋谷駅にて 2016.5.7
by railwaylife | 2016-07-30 22:40 | りんかい線 | Comments(0)

山手線と緑

 五月の初めのこと、山手線の電車が新緑をかすめて行く風景を見ようと思い立ち出かけてみた。

 しかし、その風景を見ようとした場所の緑は、新緑どころか、すっかり濃い緑になっていて、思っていたよりずっとしっかりと生い茂っていた。
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 でも、緑のある風景を楽しむことはできた。


JR東日本E231500番台電車 山手線恵比寿駅~渋谷駅にて 2016.5.7
by railwaylife | 2016-07-28 23:50 | 山手線 | Comments(0)

五月の五万2016

 五月最初に見た風景は、碑文谷を往く東武50000系であった。
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 9000系が来ないかなと淡い期待を抱いていたのだが、現れたのは50000系であった。きっと、五月だから五万なんだろうな、と思うことにした。

 さて、直通運転開始からはや三年余りが経過し、こうして東急東横線を東武の電車が走る風景も珍しくなくなったが、昔は東横線と東上線がつながることなど、思いも寄らないことであった。

 しかし、この両者がつながることには深い意味があった。



 戦国時代、この碑文谷は「蒔田領」と呼ばれた地域の一部であった。

 この「蒔田領」というのは、世田谷に根拠を置いた吉良氏が支配した土地の総称である。碑文谷は現在は目黒区内であるが、世田谷吉良氏の支配はこの辺りまで及んでいた。さらに、多摩川を越えた現在の武蔵小杉辺りも吉良氏は領していた。

 また、この「蒔田領」の由来となった現在の横浜市蒔田付近も吉良氏の支配するところであった。ここには蒔田城があったという。

 その蒔田城は、みなとみらい線の馬車道駅近くを河口とする大岡川をさかのぼったところにある。かつては城辺りまでが海の入り江になっていたという。

 こうやって見てくると、東横線そしてそれに直通するみなとみらい線は、かつての「蒔田領」をつないでいることになる。

 ただ、この「蒔田領」はこれだけに留まらない。

 東武東上線のふじみ野駅付近は、かつて大井郷といった。実はここも「蒔田領」の一部であった。戦国時代、武蔵国の要衝の一つであった川越へつながる街道沿いにあった場所である。

 こうして、みなとみらい線、東横線、そして地下鉄副都心線を介して東武東上線線がつながることで、人知れず吉良氏の「蒔田領」が結ばれていたことになる。

 さらに言うと、東横線から田園調布で分岐する目黒線は、都営三田線に乗り入れて三田を通る。

 この三田の目と鼻の先が芝浦であるが、この芝浦もまた「蒔田領」の一つであった。芝浦は江戸湾に面した良港であり、吉良氏の海上交通の拠点であった。

 このように、東急東横線・目黒線を軸にした直通運転網の整備は、まさに世田谷吉良氏の「蒔田領」すべてをつなぐためであったと言える。


 世田谷吉良氏が蒔田領を支配していた時代から四百年余、かつてその出自の高さから「吉良閣下」とも称された吉良氏にいま、申し上げたい。

 「吉良閣下、ついにすべての蒔田領がレールでつながりましたぞ」


東武
50000系電車(51076F) 東急東横線学芸大学駅~都立大学駅にて 2016.5.1
by railwaylife | 2016-07-27 23:00 | 東武 | Comments(2)

ツツジと山手線

 ツツジの花は、街中でも多く見られる花である。

 大通り沿いや公園など、至るところの植え込みに紅色や白色の花が見られる。

 そうやって花の咲くさまを目にすると、ここの植え込みもツツジだったのか、と驚くこともある。花の咲かない時期には、それが何の植え込みであるかは気にならないことである。

 そんなふうに街のあちこちにある花だから、山手線の沿線でも多く見ることができる。
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JR東日本E231500番台電車 山手線目白駅~池袋駅にて 2016.4.30
by railwaylife | 2016-07-26 22:20 | 山手線 | Comments(0)

青くなりすぎて北参道2016

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 北参道のイチョウの新緑越しに新型E235系が往くのを見送る、なんていう場面を思い描いてこの場所へ来たが、思っていた以上にイチョウが盛んに茂っていたこともあり、E235系が往く風景は巧く捉えることができなかった。

 でも、それを見たいという気持ちをきっかけにここへ来て、青くなり過ぎてきた参道の風景を今年もまた楽しめたのだから、それで十分であった。


JR東日本E231500番台電車 山手線原宿駅~代々木駅にて 2016.4.30
by railwaylife | 2016-07-25 23:35 | 山手線 | Comments(0)

お気に入りの場所

 東急大井町線を撮る、というと、だいたい場所が決まっている。

 一箇所はこの等々力駅近くにある目黒通りの跨線橋上である。
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 もう一箇所は、緑が丘駅近くの踏切脇である。
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 この二箇所では、もうだいぶ前から何度も写真を撮っている気がする。

 同じ場所で何度も撮っても意味がないかなあと思いつつも、ついこの場所へ来てしまう。それは、この場所が気に入っているからなのだろう。

 一回撮ればいいというものでもない。満足な写真が撮れたからもうクリアというわけでもない。何度でも、その場所の風景が見たいと思う。

 それに、訪れるたびに天気も違うし、やってくる車両も違うし、何より自分の気分が違う。だから、毎回その場所の風景を楽しみたい。

 そして、そういうお気に入りの場所があることを大事にしていきたい。


1枚目
東急
6000系電車(6106F) 東急大井町線尾山台駅~等々力駅にて 2016.4.29
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枚目
東急
6000系電車(6106F) 東急大井町線緑が丘駅~自由が丘駅にて 2016.4.29
by railwaylife | 2016-07-24 22:30 | 東急 | Comments(0)

強風の日の空

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 ゴールデンウィークらしくよく晴れた日であったが、風がひどく強かった。歩くのさえ難儀に思うことがあった。

 でもその分、空はすっきりしていたように思う。

 写真では風の強さは伝わらないけれど、空のすっきりした感じは残しておきたくて、この風景にカメラを向けていた。


東急
9000系電車(9002F) 東急大井町線尾山台駅~等々力駅にて 2016.4.29
by railwaylife | 2016-07-23 23:00 | 東急9000系 | Comments(0)

日常を積み重ねる

 今月に入ってから、記事の更新があまりはかどっていない。

 十周年を機にカテゴリの整理をしようと思い立ち、その作業に追われていたこともあるが、記事の更新ができていない理由はもう一つあった。

 それは、十周年にふさわしいような特集の記事を連載したいという想いがあったためである。

 その準備のためにも時間を使ってきたのだが、特集の記事を載せるのもまたなかなか労力の要ることである。それで、すぐには載せられそうにない気がしてきた。

 というわけで、特集の準備にはもう少しじっくりと時間をかけることにした。そしてその間は、いつも通りの日常の単発の話題を掲載していこうと考えている。

 このブログでは、何気ない日常の話題を積み重ねていくことも大切である。

 ところで、先月までは今年の四月末の話題を載せていたので、この後はその続きのゴールデンウィーク頃の風景から載せていきたいと思う。
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by railwaylife | 2016-07-22 23:15 | その他 | Comments(0)

リアルな現実

 何でも世界中で大流行しているスマホのゲームがあるという。

 位置情報を使って現実世界をゲームの舞台とし、その中で仮想のキャラクターをゲットし、それを交換したり戦わせたりするという体験ができるゲームだそうだ。その技術を拡張現実(AR)というらしい。

 おかげで皆がスマホを持って街に出て、えらい賑やかになっている国もあるという。

 しかし、そんなゲームが流行すると、歩きスマホの人が増えるだけのような気がする。

 それに、いくら現実世界を舞台にしているとはいえ、所詮はゲームの中にいるに過ぎない。一見すると立体的なゲームの世界は結局、スマホ画面という平面の世界である。



 現実世界で大事なことは、その場所をいかに立体的に感じられるか、だと思う。土地の起伏を感じながら歩き、その場所の地形を知る。川の流れを知り、その土地の成り立ちに思いを馳せる。

 また、地域の史跡に足を運び、案内板やガイドブックでそのいわれを知り、はるか昔を想う。そのときその場所は、空間的にも時間的にも立体化してくるはずだ。

 そしてそのとき、もう一つ大事なことは、その立体感を自らの想像で膨らませてみることだと思う。それはもちろん、ゲームの画面から与えられるものではない。



 いま、ゲームの世界は急速な進化を遂げ、現実世界に近付きつつある。

 しかし、いくらリアリティを求めても、ゲームの世界は現実の立体的な世界にはなれない。そして、ゲームの世界がリアリティを求めれば求めるほど、人間の個々の想像力が奪われていくような気がしてならない。
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横浜高速鉄道
Y500系電車 東急東横線多摩川駅~新丸子駅にて 2016.7.18
by railwaylife | 2016-07-20 23:30 | Y500系 | Comments(0)