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曇天30000系

 春の風景を求めて巡り巡った一日、一番最後に眺めたのは東武30000系が往く風景であった。
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 午後からだんだんと雲が増え、夕方にはすっかりどんよりとしてしまった。それで、日暮れにはまだ少し時間があったものの、この風景を見送ってこの日は切り上げることにした。

 今や田園都市線では珍しくなってしまった30000系である。

 その車両を見られたのだからもういいかなという満足感があった。


東武
30000系電車 東急田園都市線二子玉川駅~二子新地駅にて 2016.4.25
by railwaylife | 2016-06-30 22:30 | 東武 | Comments(0)

晩春曇天

 晩春の色は暗い。
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 菜の花がしおれた川原では、咲き残りのわずかな黄色が点々としているだけであり、ほとんどは緑色に支配されていた。その緑が曇り空の下で色を濃くし、風景全体を暗くしていた。

 春の盛りの明るい風景とはだいぶ違って何だか寂しげであった。

 でも、こういう風景がやがて次の季節へとつながっていくのだろうと思った。


東武
50000系電車 東急田園都市線二子玉川駅~二子新地駅にて 2016.4.25
by railwaylife | 2016-06-29 22:40 | 東武 | Comments(0)

田園都市五十年

 東急田園都市線の溝の口-長津田間が開通して今年で五十年になるという。

 田園都市線の開通とともに生まれた沿線の街も、誕生して五十年を迎えたことになる。

 ただ、この沿線には、田園都市の開発以前に歴史がなかったわけではない。

 江戸時代には大山参詣道が通っていた。その道はもともと、戦国時代に小田原北条氏が小田原と江戸を結ぶために利用した矢倉沢往還である。また、その往還の一部は鎌倉道でもあった。さらに遡れば、沿道には律令時代の郡衙の跡が見つかっており、古墳時代末期の横穴墓群も残っている。

 そんな史跡を、この田園都市線に乗ったり降りたりしながらたどるのが、私のささやかな夢である。
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東急
8500系電車(8635F) 東急田園都市線田奈駅~長津田駅にて 2016.4.25
by railwaylife | 2016-06-28 23:55 | 東急8000系 | Comments(0)

ツツジを往く

 田園都市線の5000系が往く風景は、まだまだ見慣れたものではない。

 だからこうしてツツジ越しにその車両が往く風景を眺められたのは、私にとって貴重な機会であった。
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 どれだけその車両に思い入れを持てるかは、どれだけ多く利用するか、そしてどれだけ多くの風景の中で眺められるかにかかっていると思う。


東急
5000系電車(5115F) 東急田園都市線田奈駅~長津田駅にて 2016.4.25
by railwaylife | 2016-06-27 23:50 | 東急5000系列 | Comments(0)

春日部大凧マーク

 田園都市線を往く東武50000系電車を見送ったら、何やらヘッドマークが付いていた。
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 後でよく見てみると「春日部大凧あげ祭り」と書かれていた。どうやら、直通する東武スカイツリーラインの春日部で開かれる「春日部大凧あげ祭り」のPRだったらしい。

 電車で一本で行ける場所とは言え、田園都市線沿線に住む人が地下鉄を挟んだ向こうの東武スカイツリーライン沿線まで行く機会はなかなかないだろうし、そこがどんな場所であるかを知る機会も少ないだろう。こういう直通電車のヘッドマークによって、直通先の文化を知ることができるのはいいことだと思う。

 たとえば東横線でも、直通先で開かれる「川越まつり」や「秩父夜祭」などを乗り入れ車両のヘッドマークで積極的にPRしてくれたらいいと思う。

 それが、直通先へ出かけるきっかけになると思う。


東武
50000系電車(51052F) 東急田園都市線田奈駅~長津田駅にて 2016.4.25
by railwaylife | 2016-06-26 23:30 | 東武 | Comments(0)

ツツジ8500

 東急多摩川線や池上線の春の風景を追いかけた日、今度は田園都市線沿線に春らしい風景を探そうと思い、大井町線の急行電車で溝の口へ出た。そこから田園都市線の下り電車に乗って、ずっと車窓を注視した。

 目まぐるしく風景の変わる高架橋と切り通しをいくつも抜け、ようやく春らしい風景を見つけたのは、長津田駅のほんの手前でのことだった。

 長津田駅で電車を降り、線路沿いを歩いて戻って、その場所にたどり着いた。

 そこで、ツツジの花越しに往く8500系電車を見送ることができた。
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東急
8500系電車(8616F) 東急田園都市線田奈駅~長津田駅にて 2016.4.25
by railwaylife | 2016-06-25 23:40 | 東急8000系 | Comments(0)

都会を脱ける

 新幹線は、都会を旅立つ。
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 ビルの森を抜け、クレーンの林をかいくぐり、いま広い空のもとへと旅立って行く。

 そんな新幹線で、いつかまた私も都会を旅立ちたい。


新幹線
700系電車
「こだま」
657号 東海道本線品川駅~新横浜駅にて 2016.4.25
by railwaylife | 2016-06-24 23:45 | 700&N700 | Comments(0)

蛇窪の春

 山手貨物線と品鶴線を結ぶ大崎支線が通る蛇窪は、その名の通り窪地になっている。地名の字面からは、何となく恐ろしいイメージのある場所だ。

 だが、その蛇窪の地でも、明るい春の風景を目にすることができる。
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JR東日本E231系電車 大崎支線大崎駅~西大井駅にて 2016.4.25
by railwaylife | 2016-06-23 22:45 | 湘南新宿ライン | Comments(0)

明るい切り通し

 石川台の切り通しと言えば、少し前までは桜の名所であった。何本もの桜の木の枝が、切り通しの下を走る電車へ降りかかるようになっていた。

 だが、その桜の木もだいぶ老いたのか、根元からすっかり切られてしまった。

 いま、その大きな根元から、細々とした枝だけが頼りなげに伸びている。

 それが何とも寂しげではあるのだが、大きな幹が切られた切り通しは何だかすっかり明るい表情になった。
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東急
7000系電車(7103F) 東急池上線洗足池駅~石川台駅にて 2016.4.25
by railwaylife | 2016-06-22 23:30 | 東急 | Comments(0)

ツツジ越しの7700 その2

 ツツジの花というと、よく目にするのは赤紫色のオオムラサキツツジである。ツツジの代表と言っても良いくらいだと思うのだが、色がちょっときついのであまり好きになれない。

 それよりも好きなのは、白い花びらが中央に向かってピンク、赤色へとグラデーションになっている種類である。オオムラサキツツジに比べるとだいぶ優しい感じである。

 そういう色のツツジが、線路際に咲いているのを見つけた。

 そこで、嬉々としてその花越しにこの電車を待ち構えた。
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東急
7700系電車(7903F) 東急池上線洗足池駅~石川台駅にて 2016.4.25
by railwaylife | 2016-06-21 23:15 | 東急7600・7700系 | Comments(0)