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春の井の頭線

 もう何年も年中行事のようになっているのが、6月になると京王井の頭線沿線へ出かける、ということである。

 それは、私の好きな「紫陽花列車」の風景を見に行くためである。井の頭線沿線には、紫陽花が実に多い。

 そこで毎年花の咲く時期に沿線を訪れることになるのだが、考えてみるとそれ以外の時期は井の頭線に乗ることがほとんどない。また、このブログにも「京王井の頭線」というカテゴリがあってたくさんの記事が掲載されているが、そのほとんどが紫陽花の時期のものである。

 それではいけないと、前から思っていた。井の頭線の風景の魅力は何も紫陽花の咲く時期だけにあるのではない。四季それぞれにいい風景があるはずだ。それを、もっと楽しみたいと思っていた。

 そんな想いから、春の井の頭線の風景も眺めておいた。
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京王
1000系電車 京王井の頭線下北沢駅~新代田駅にて 2014.4.11



 さて、ここまで昨春の京王線そして井の頭線の風景を連続して掲載してきた。

 一年前、この両線を訪れたのはそのときの思い付きであって、何も深い意味はなかった。

 ところが、それから一年の間、私は両線と深く関わることになる。

 街歩きの会で、半年後の2014年10月には京王線の沿線を、そして一年後の2015年4月には井の頭線の沿線を案内することになったからである。その下見のため、それぞれの沿線を何度も何度も歩き、さまざまな季節のさまざまな風景を目にすることとなった。

 一年前の春に思い付きで出かけたときには、そんなふうに両線と深く関わるようになるとは思いも寄らないことであった。そのときはまだ、案内役を務めることが決まっていなかったからである。

 だが、今にして思えば、そうやって思い付きで出かけたことが、その後両線と深く関わるきっかけだったんだな、という気もする。

 今はもうどちらの沿線の案内も終え、街歩きの準備のため沿線に出かけるということもない。

 でも、この一年で両線は私にとってより一層思い入れの強い路線となった。

 そんな路線の沿線をこれからは気軽に訪れ、またさまざまな風景を眺めていきたいと思っている。

by railwaylife | 2015-04-30 22:50 | 京王井の頭線 | Comments(0)

咲き始め八重桜

 京王線の電車に新宿駅から乗り、最初に停車する笹塚駅に着いたとき、駅前に八重桜が見えた。

 まだ花が咲き始めではあったがなかなか立派な枝ぶりで、駅前のロータリーから花越しに駅停車中の電車を眺めたらいい風景になるんじゃないかという気がした。

 その後、京王線を調布駅まで下り、戻りながら沿線各所をいろいろと見て歩き回り、夕刻になってまた笹塚駅へ戻ってきた。駅前の八重桜がずっと気になっていたからである。

 駅を出てみると、八重桜が植えられていたのは玉川上水の暗渠上であった。
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 すでにだいぶ日が傾いていて花は暗く、また思ったほど咲いていなかったけれども、この日の京王線の風景の締めにふさわしいものだと思った。


京王
9000系電車 京王線笹塚駅にて 2014.4.11
by railwaylife | 2015-04-29 21:50 | 京王 | Comments(0)

枝垂桜越し

 京王線の電車から、仙川の小さな流れに枝垂桜が注ぎ込んでいるのが一瞬パッとと見えた。

 すぐに、その川岸へ行って花越しに電車が通り過ぎるのを見てみたくなった。

 それで後刻、最寄りの仙川駅から歩いてみた。

 谷へ下り桜のもとへ行ってみると、思っていたより花は散っていた。
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 車窓に一瞬しか見えなかった風景というのは、どうしても自分の中で美化されてしまうものだ。だから現地へ行ってゆっくり見てみると、記憶に残った風景そのままではないことが往々にしてある。

 それでも、電車が春をかすめて行く風景をまたひとつ得られたことには変わりなかった。


京王
8000系電車 京王線千歳烏山駅~仙川駅にて 2014.4.11
by railwaylife | 2015-04-28 23:30 | 京王 | Comments(0)

春の10-300形

 都営新宿線の車両のラインカラーは、東京の地下鉄の中でもいい色だと思う。

 その鮮やかな緑色と青色の組み合わせは、新緑の色と青空の色のようでもあり、春の風景みたいだ。

 春を往く都営新宿線の車両を見送ったとき、そんな気がしてきた。
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都営
10-300形電車 京王線仙川駅~つつじが丘駅にて 2014.4.11
by railwaylife | 2015-04-27 22:25 | 京王 | Comments(0)

京王三形式

 京王線には現在、7000系・8000系・9000系の三形式しかない。

 そして、どの形式もどの列車種別にも用いられていて、通勤用・特急用といった区別もない。また、何か特別な塗装を纏ったような車両もない。

 それゆえに、実に平板な車両ラインナップである。

 せいぜいアクセントとなるのは、都営新宿線から乗り入れて来る都営車くらいである。

 そういうふうだから、この路線の風景を眺めていても、変な欲が湧いて来なくていい。

 これが小田急だったら、ロマンスカーが来ないかな、とか、ロマンスカーの中でもVSEが来ないかなとか、MSEが来ないかなとかいろいろ考えを巡らせてしまうものである。

 また東急東横線であれば、Y500系が来ないかな、とか、黄色い5050系が来ないかなと思ってしまう。東武や西武の車両が来ないかなと思うこともある。

 だが、京王線ではそういうことを考えなくて良いから楽だ。

 しかも、三種類の車両の割合もほぼ均等で、それぞれが程よくやって来る。だから、この風景の中でこの車両を見逃したとか、撮り損ねたと思っても、少し待てばまた見られるものである。

 いい意味で、実に気楽に楽しめる路線だと思う。
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京王
7000系・8000系・9000系電車 京王線仙川駅~つつじが丘駅にて 2014.4.11
by railwaylife | 2015-04-26 23:40 | 京王 | Comments(0)

葉桜京王線

 京王線には葉桜が似合う。
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 念のため断っておくが、別に「ふっ、京王線なんぞには満開の桜よりせいぜい葉桜がお似合いだぜ」という意味ではない。

 白い花と葉の色の取り合わせが、京王線の車両の色の取り合わせに何となく似ていていて合うんじゃないかと思ったからである。

 ただ、そう思ったのは、満開の桜越しに京王線の電車を見られなかったことへの慰めの気持ちが多分にあったことも確かである。


京王
9000系電車 京王線仙川駅~つつじが丘駅にて 2014.4.11
by railwaylife | 2015-04-25 11:00 | 京王 | Comments(0)

ナノハナ8000系

 ナノハナ越しに、京王8000系電車が往くのを見送った。
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 学生時代に一番多く利用したこの車両には、京王の中では一番強い思い入れがある。

 その車両が春を往く姿が見られるのは、何とも嬉しいことであった。

 こうしてナノハナの咲く日も私はきっと、この車両で通学していたことだろう。


京王
8000系電車 京王線柴崎駅~国領駅にて 2014.4.11
by railwaylife | 2015-04-24 23:10 | 京王 | Comments(0)

ナノハナ京王線

 穏やかな春の午後、ナノハナの群れに戯れてみた。
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 黄色い花に囲まれながら佇んでいると、何だかぼうっとした心地になってくるものであった。

 それが、春の心地なのかもしれないなと思った。


京王
9000系電車 京王線柴崎駅~国領駅にて 2014.4.11
by railwaylife | 2015-04-23 23:20 | 京王 | Comments(0)

京王線・春

 昨年4月のある日、何か春らしい風景を見たいと思い、新宿駅からあてもなく京王線の電車に乗ったことがあった。

 何となく思い描いていたのは、緑の多い多摩地域まで行くことであった。多摩川を渡った向こう辺りで、良い風景を見つけたいと思っていた。

 ところが、そこまで行かなくても、私を惹き付ける春らしい風景がたくさんあることに、車窓を見ているうちに気が付いた。

 結局、電車を降り立ったのは調布駅であった。そこまでの車窓にもうすでに、春がたくさんあった。それで調布駅から引き返し、順次その春を眺めていった。

 そのときの風景を、これから続けて載せていきたい。
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by railwaylife | 2015-04-22 22:50 | 京王 | Comments(0)

春らしく

 2015年4月も下旬となった。

 この春は天気がすっきりしない所為か、もうひとつ春らしさが感じられないが、このブログにもまだ春らしい風景をあまり載せられていない。

 それは無理もないことで、最近は掲載する話題の新しさや季節感にこだわらなくなっている。情報に鮮度がなければならない、とか、季節遅れになってはいけないと思って記事の掲載に追われるのが嫌だからである。そういったものに捉われず、自由気ままに好きな話題を載せていきたいと思っている。

 だが、季節に合った話題を載せたいと考えるのもまた自由である。

 そこで、これからは少し、春らしさのある風景を載せていきたいと思う。

 昨年、2014年の春の風景である。
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by railwaylife | 2015-04-21 23:00 | その他 | Comments(0)