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鉄道神社

 福岡滞在中、JR博多シティの屋上に鎮座する鉄道神社に参拝した。
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 東京の都心でもビルの屋上にお稲荷様が祀られていることはよくある。社とは高いところ、見晴らしのよいところに建てるべきだという観念があるのだろう。

 さて、この鉄道神社には旅の安全を祈念する意味があるのだそうだが、私がまず祈ったのは、九州の鉄道のますますの発展であった。

 それからもう一つ、私自身がもっと九州の鉄道を楽しめますようにということも祈っておいた。

 でも、参拝後に思ったのは、二番目についてはこの鉄道神社に祈ることではなかったかもしれないな、ということである。

 九州の鉄道を楽しむかどうかは、自分次第である。

 九州はいつでも、鉄道を楽しめるようにして待ち構えているからである。
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JR博多シティ屋上庭園 鉄道神社にて
2013.12.8
by railwaylife | 2014-01-31 23:50 | JR九州 | Comments(0)

観光列車の終着

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 湯布院からの観光特急「ゆふいんの森」4号が、すっかり暮れた終着博多駅に到着した。

 列車からは、湯布院での観光を終えた人たちが三々五々降りてきた。その顔はみな、充実感にあふれたものであった。

 そういう観光客の方の表情を見ていると、この列車に乗りたいなあという想いが改めて膨らんできた。

 いつか私も、この列車で博多終着を迎えてみたい。


キハ
71系特急「ゆふいんの森」4号 鹿児島本線博多駅にて 2013.12.7
by railwaylife | 2014-01-30 23:00 | JR九州 | Comments(0)

黒いかもめ

 特急「かもめ」といえば、現在は博多-長崎間の列車であるが、山陽新幹線の開業以前は京都から山陽本線を通り九州各地を結ぶ列車として運行されていた。

 瀬戸内の海沿いを往く列車の愛称としてこの「かもめ」はふさわしいかに思えたが、実際のところ山陽本線は山間を往くことが多く海があまり見えない。それで、この列車は「かもめ」じゃなくて「からす」だ、などと揶揄されたという話を何かで読んだことがある。

 やがて「かもめ」の名は博多-長崎間の特急列車名に転用され、その車窓には有明海の海原がよく見えるようになった。また、JRになってからは真っ白な車体の885系電車が導入され、その容姿から「白いかもめ」の愛称でも親しまれるようになった。かつて揶揄された「からす」のイメージはすっかり払拭された。

 ところが最近はまた、からすをイメージさせるような特急「かもめ」が走っている。

 ダークグレーの787系が「かもめ」にも使用されるようになったからである。
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787系電車特急「かもめ」41号 鹿児島本線博多駅にて 2013.12.7
by railwaylife | 2014-01-30 22:50 | JR九州 | Comments(0)

全国標準顔

 最近は、全国のどこの街に行っても同じ店を目にするようになり、同じ商品が買えたり、同じ味の食事をとることができるようになった。しかしその分、地域性がどんどん薄れているのも確かである。その街に行かなければ買えないもの、味わえないものが減ってきた。全国が画一的になりつつある。



 画一的といえば、かつて国鉄があった頃は、全国どこでも同じ顔、同じ色の車両が走っていたものであった。

 それが最近では、地域ごとに異なる顔、異なる色の車両が走るようになり、画一性はすっかり薄れてしまった。

 だからたまに、どこか遠くの地で画一的だった頃の名残としてよく知った顔を目にすると、何だかホッとするようになった。

 九州・福岡、博多駅でこの顔を見たときもそうであった。
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415系電車 鹿児島本線博多駅にて 2013.12.7
by railwaylife | 2014-01-29 22:10 | JR九州 | Comments(0)

夕暮れヤード

 東京からの飛行機で福岡空港に着陸するときはたいてい、空港の北側にある博多湾からまっすぐに滑走路へ突っ込んで行くことになる。

 ところが昨年末のフライトでは、西側から回り込むような形で空港へ着陸することになった。風向きや他の離着陸便との兼ね合いがあったのだろう。

 そんなわけで、いつもとは違う眺めで福岡空港着陸を迎えることとなった。

 そのとき、飛行機の窓に見えた福岡の街並の中に、鹿児島本線の線路があった。

 どのあたりなのだろうと思って線路をずっと目で追って行くと、ちょっとしたヤードが見えた。それで場所がすぐにわかった。竹下駅である。博多運転区のあるところだ。

 見れば、何編成かの車両が停まっていた。しかも、その車両群が敷地のすぐ外からよく眺められそうであった。

 そんなことに気付いたので、すぐにでもそこへ行ってみたくなってきた。

 しかしもちろん、飛行機から飛び下りるわけにもいかない。それでおとなしく福岡空港到着を迎えた。

 荷物を受け取ってから夫婦二人で地下鉄に乗り、まず天神へと出た。そこで奥さんは行きつけの美容院へ行く予定があったので、私は少し暇を持て余すこととなった。

 ということで、天神からすぐに地下鉄で博多駅へ取って返し、JRへと乗り換えた。鹿児島本線の下り普通列車に一駅乗れば竹下駅で、飛行機から見下ろした博多運転区はもう目の前である。

 しかし、時刻はすでに夕暮れ時を迎えていて、あたりは薄暗くなりつつあった。しかも、ホームの目の前にある留置線には783系ハイパーサルーン一編成しか停まっておらず、その列車も私が着くなりゆっくりと動き出してしまった。博多始発の特急列車になるのだろう。

 そんなわけで、夕空の下に幾本もの留置線だけが広がる風景になってしまった。まさに「もぬけの殻」でもある。しかし無理もない。土曜日とはいえ夕刻に留置線で遊んでいる車両がいていいわけがない。

 ただ、ヤードの少し博多寄りにはディーゼルカーが何両かたむろしているのが見えたので、駅を出てヤードの周りを歩きながらディーゼルカーの方へ行ってみることにした。

 駅前から広い道に出ると目の前が川である。後で知ったがそれは那珂川で、あの中洲につながっている流れであった。

 その川を見ながら博多方へ少し歩けば、車両区の敷地に沿う細い路地があった。そこを入って行くとヤードの塀が低くなり、輻輳する線路群を外から眺めることができた。

 そしてその奥に、九州らしい車両が佇んでいるのを見ることができた。
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 だいぶ暗くなってしまったのはちょっと残念だったけれど、眩い照明の下に暗く佇むディーゼルカーやディーゼル機関車の表情が印象的であった。

 ところで、この博多運転区はかつて竹下客車区と呼ばれていた。そして、博多発着の寝台特急「あさかぜ」があった頃には、ここで客車の整備が行われていたはずである。

 その時代はきっと、今よりヤードがずっと広かったのではないかと思う。敷地の周囲を歩いていると、かつてはここもヤードだったのではないかと思われる場所がいくつかあった。

 そういう昔を偲びつつも、いまの博多運転区の風景を楽しむことができた。

 ただ、もしまたここへ来る機会が作れるとしたら、今度はもっと明るい時間に来て、昼寝している車両群を眺めてみたいと思う。


博多運転区にて(敷地外から撮影)
2013.12.7
by railwaylife | 2014-01-28 23:30 | JR九州 | Comments(0)

福岡2013年末

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 昨年十二月、法事のため福岡の奥さんの実家を夫婦二人で訪れた。

 福岡はここ数年、年に必ず一度、多いときは二度訪れている。

 結婚した当初は、私だけ片道は寝台特急を利用させてもらっていたがそれも今はなくなり、近年はもっぱら往復とも夫婦二人で航空機である。それでその往復の航路と、福岡に着いてから目にする街並などにも、今ではすっかり慣れてきた感がある。その所為なのか最近は、福岡に着いても「遠くへ来た」という気があまりしない。それはちょっと残念にも思うのだが、自分の日常から1,000km以上離れたところに馴染みの場所が持てるというのはある意味ありがたいことだと思っている。

 それに、いくら慣れたと言っても、福岡そして九州はまだまだ奥が深い。ほんの少し視線を他へ向けてみれば、そこにはまだまだ見知らぬものに触れる歓び、驚きが山ほどある。

 そんな場所、九州・福岡での2013年末の風景を、これからいくつか掲載していきたいと思っている。


鹿児島本線博多駅にて 
2013.12.7
by railwaylife | 2014-01-27 22:20 | | Comments(0)

撮り初め2014

 2014年の鉄道風景撮り初めは、1月18日のことであった。新しい年が始まって半月以上経ってからのことである。

 正月休みの間は鉄道風景を見に行くこともなく、仕事始めの日からはいきなり慌ただしくなり、その週末にはインフルエンザにかかってしまった。そのため、成人の日を含む三連休はそのほとんどを布団の中で過ごすこととなった。連休明けは仕事に復帰したものの、なかなか本調子に戻れなかった。

 そんな日々の中、早く鉄道風景の撮り初めをしたいという焦りはあった。でも、慌てても仕方ないなという気もしていた。それで、のんびりと撮り初めを楽しむことにした。

 そしてその撮り初めをしたのが一週間前、用事で近所へ出かけたときのことであった。

 せっかくの撮り初めだから、それにふさわしい特別なものにしようかとあれこれ考えてみたりもしたが、結局はこれと言って特徴のないありふれた風景を撮ることとなった。
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 でも、これでいいと思った。

 この2014年も、あたりまえに移ろう季節の中で、あたりまえにある風景を楽しめるようでありたい。

 そんな想いを、この撮り初めの写真に込めておきたい。


東急
5050系電車(4108F) 東急東横線自由が丘駅~田園調布駅にて 2014.1.18
by railwaylife | 2014-01-25 20:20 | 東急5000系列 | Comments(0)

撮り納め2013

 2013年の撮り納めは、渋谷でのことであった。

 大晦日の夕方に渋谷で少し時間ができたので、そのときに撮ったこの風景が撮り納めとなった。
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 思えば2013年は、渋谷の街が大きな変貌を遂げた年であった。

 その変貌はまだまだ続いていくことだろう。

 いったい、2014年の終わりに渋谷はどんな風景になっているだろうか。

 今はまだわからないが、今年も私は変わりゆく渋谷の街を利用していくことになる。


東京メトロ
01系電車 東京メトロ銀座線渋谷駅~表参道駅にて 2013.12.31
by railwaylife | 2014-01-24 23:30 | 東京メトロ | Comments(0)

15000系のこと

 東京メトロ東西線15000系がデビューしたのは、私が荻窪まで通勤していた頃のことであった。

 それで、中野と荻窪の間で時々見かけるようになり、次第にその編成数は増えていった。

 そんな15000系の最初の印象は、いかつい顔だなというものであった。副都心線10000系の面影を残しつつも、黒い顔は鉄仮面を纏ったようでもあった。

 それから目を引いたのが、側面の行先表示であった。ずいぶんと幅が狭いように感じられた。乗り入れ先の「東葉勝田台」なんてけっこう文字数が多いし、東西線には「快速」という種別表示もあるのだから、果たして文字が入り切るのだろうかと心配になったりしていた。

 だが、勤務地が荻窪から新宿に移ると、日常の中でこの車両を見る機会はなくなり、気にすることもなくなった。

 その15000系を昨年の大晦日に久々に目にし、そして初めて撮った。
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 初めて撮ったのだから、このブログにももちろん初登場である。



 さて、これで東京メトロの現役車両は全部このブログに載ったかな、なんて思ったけれど、そう簡単にはいかなかった。06系と07系がまだ載っていない。

 厄介なものが残っているものである。この二形式にはそう簡単に遭遇できないだろう。

 そういえば、北綾瀬支線の5000系もまだ載っていない。


東京メトロ
15000系電車(15011F) 中央本線中野駅~高円寺駅にて 2013.12.31
by railwaylife | 2014-01-23 23:10 | 東京メトロ | Comments(0)

いつかの特急あずさ2013

 クリーム色の車体に赤い帯を巻き、色とりどりのマークを掲げて走る国鉄特急電車が、子供の頃の憧れであった。

 さまざまな愛称、さまざまな行き先をもつそれらの特急電車の中には、自分なりのお気に入りや、いつか乗ってみたい列車などがいくつもあった。

 そんな中で、最も身近な存在だったのが、中央本線の特急「あずさ」だった。小学校の頃に家族旅行で信州方面へ行くときに何度か乗ることができたからである。

 乗ることはおろか、見ることも叶わぬ列車が多かった中で、実際に乗ることができた「あずさ」には特別の親しみがあった。

 その、小学生の私が乗車した特急「あずさ」そのままの姿が、三十年ほど経った今でも見ることができるというのは、何とも感慨深いことであった。
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189系特急「あずさ」85号 中央本線中野駅~高円寺駅にて 2013.12.31
by railwaylife | 2014-01-22 23:50 | 中央本線 | Comments(0)