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8月31日の空 2013

 最近のこのブログはあまり締まりがないなあ、と思っている。

 更新は不定期だし、記事の掲載順序は時系列ではないし、話題に即時性もない。

 もちろん、自分のペースで楽しくブログをやっていきたいという考えからそうなったので、別に構わないと思っている。ただ、たまには一本の杭を打つような締めの記事が欲しいと思っている。そうでないと、日常生活同様にただただ月日の経過に流されてしまうような気がするからである。

 そうならないような締めの杭を打つのに、今日8月31日はふさわしいようにずっと思っていた。

 8月が終わるというのは、一年の中でも大きな転機であるように思う。一年の3分の2が終わり、季節はいよいよ秋へと向かっていく。

 もっとも、最近は残暑が長いから、この日が季節の変わり目だという気はあまりしなくなってきている。それでも、8月が終わるという日には、行く夏を惜しむような気持ちになってくる。

 そんなわけで、今年の夏を振り返りながら、今日の残暑の空を見上げてみた。そして、最近の私にしては珍しく、その空をその日のうちに掲載しようと考えた。
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 こうすることで、このブログに一つの締めができるように思ったからである。

 ただもちろん、これでこのブログの夏を締める気はない。この夏の話題で載せ切れていないものはまだまだある。いや、夏と言わずいろいろな季節のいろいろな話題を抱え込んでいてまだ掲載していない。それらを明日からまたじっくりゆっくり掲載していけばいい。

 その気持ちを新たにするために、この記事を掲載した次第である。



 さて、こんなふうに綴ったこの記事を「8月31日の空」というタイトルにしようと思ったが、過去の記事を見てみると、なんとちょうど一年前に同じタイトルの記事をすでに掲載していることがわかった。

 その2012年の「8月31日の空」を読み返してみると、今日と似たようなことを書いている部分があった。それが嬉しくもあり、恥ずかしくもあったが、やはり自分が8月31日という日に毎年特別な想いを抱いていることがわかった。その気持ちはこれからも大事にしていきたいと思う。


東急
5050系電車(5170F) 東急東横線綱島駅~大倉山駅にて 2013.8.31
by railwaylife | 2013-08-31 23:30 | 東急5000系列 | Comments(0)

百日紅2013

 夏の花は数あれど、百日紅が一番夏らしい花かな、と最近は思う。

 チリチリとして紅々として、燃え盛るようなさまがいかにも暑い夏らしい。

 そんな花の咲くさまが、2013年の酷暑を表すのにもふさわしい気がして、この風景にカメラを向けていた。
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中央緩行線
E231系電車 中央本線大久保駅~東中野駅にて 2013.8.13
by railwaylife | 2013-08-30 23:25 | 中央本線 | Comments(0)

ほんとにさらば扇形

 東横線旧渋谷地上駅にある扇形の壁面を見ながら、この渋谷駅の象徴もいよいよ見納めだと思い「さらば扇形」という記事を掲載したのはまだ五月の頃であった。

 だが、それからその扇形はずいぶんと生き長らえて、暑い夏を迎えても渋谷の風景の中にあった。それを渋谷地下駅の14番出入口を利用するたびに眺めては、ちょっと嬉しくなったりしていた。



 しかし、夏も終わりになって、いよいよ扇形の撤去が始まった。

 先週土曜日の朝、こんな光景を目の当たりにすることとなった。
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 見慣れた扇形が、一つずつ取り外されようとしていた。



 今度こそほんとに「さらば扇形」だなと思いながら、この風景をしばし見つめていた。
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東急東横線(旧)渋谷駅 
2013.8.24
by railwaylife | 2013-08-29 22:50 | 東急 | Comments(0)

夏のみどり

 今年の年明けすぐに登場した山手線の「みどりの山手線ラッピングトレイン」は年末の12月28日まで走る予定である。ほぼ一年間の運行である。

 おかげで、この「みどりの山手線」を、春夏秋冬どの季節にも眺めることができる。

 もっとも、都会の只中を往く山手線のことであるから、どれだけこの電車が往く風景に季節感が得られるかはわからない。

 でも、日差しの強くて暑い暑い朝にも、木陰に佇みながら「みどりの山手線」を見送っていたというのは、この電車が夏にも走っていたということの何よりの思い出である。
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山手線
E231500番台電車 山手線渋谷駅~原宿駅にて 2013.8.9
by railwaylife | 2013-08-28 22:35 | 山手線 | Comments(0)

秋のような9000系

 二子玉川で「東武づくし」の風景を見たときは、川原で夏らしい空を広々と見上げたいという想いもあったのだが、その日は7月の半ばにしてもう秋のような高い空があり、秋のような涼やかな風が吹いていた。

 それで、ここで眺めた風景は、季節をずいぶん先取りしたようなものになってしまった。
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 でも、この9000系電車の「ちょっといい風景」をまたひとつ積み重ねられたのではないかと思っている。


東急
9000系電車 東急大井町線二子玉川駅~二子新地駅にて 2013.7.20
by railwaylife | 2013-08-28 22:25 | 東急9000系 | Comments(0)

東武づくし

 スカイツリー界隈まで「はじめての東武」の風景や東武博物館などを見に行った後、曳舟から半蔵門線・田園都市線直通の中央林間行きに乗って帰途へ就いた。

 この電車で二子玉川まで出て、そこから大井町線に乗り換えて帰ろうと思っていたが、ふと思い立って一駅乗り越し、二子新地駅に降り立った。そして、駅から歩いてすぐの多摩川河川敷へ出た。そこでしばし、田園都市線の多摩川橋梁を眺めることにした。

 今まで東京都側からは何度か眺めたことがあったものの、神奈川県側から眺めたことはなかった。それで前からちょうっと立ち寄ってみたいと思っていたが、この日はその寄り道にちょうど良い日であった。

 開けた河川敷で、秋のような空と風の下、電車がやって来るのを待った。

 すると、そこへいの一番に現れたのは東武50000系電車であった。
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 東武鉄道の風景を追いかけたこの日、さまざまな風景を目にしたが、これはその締めにふさわしいのではないか、という気がした。

 まさに東武づくしの一日であった。


東武
50000系電車 東急田園都市線二子玉川駅~二子新地駅にて 2013.7.20
by railwaylife | 2013-08-27 23:30 | 東武 | Comments(0)

鐘ヶ淵の隠宅

 先に掲載した「はじめての東武」の風景を眺めるために降り立ったのは、東武伊勢崎線の鐘ヶ淵という駅であった。
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 鐘ヶ淵、と言えば、カネボウこと鐘淵紡績が有名なのかもしれないが、私がすぐに思い付くのは「鐘ヶ淵の隠宅」である。

 池波正太郎の小説「剣客商売」に登場する老剣客秋山小兵衛が住んでいたとされるのが鐘ヶ淵で、その住まいは通称「鐘ヶ淵の隠宅」とも呼ばれる。

 秋山小兵衛が住んだとされる江戸時代、このあたりは江戸の郊外で、田地が広がるような景観であった。また、大川(現在の隅田川)・荒川・綾瀬川の三つが合流する水郷で、小説の第一巻によれば、小兵衛の隠宅は田地の中の松林を背にして建っていたという。

 そんな鐘ヶ淵には堤に沿って桃・桜・柳が植えられ、春には花や葉の出るさまが「さながら錦繍をさらすがごとく」だったと「ものの本」にはあるそうだ。江戸時代の鐘ヶ淵は、現代の「スカイツリーを望む下町」というイメージとはだいぶ異なるものである。

 ところで、鐘ヶ淵駅を出たところにあった案内板によれば、この駅前には古代より武蔵国と下総国を結ぶ官道が通っていたという。すなわち古代東海道である。今でも付近には古代官道の名残がいくつかあるそうだ。

 また、駅前から西に行くと隅田川に出るが、そこには昔から渡し舟があったそうだ。在原業平の『伊勢物語』にある東下りの一場面にも登場する渡しである。

 こうしてこの「はじめての東武」を求めた旅では、東武沿線の歴史を垣間見ることもできた。


東武伊勢崎線鐘ヶ淵駅にて 
2013.7.20
by railwaylife | 2013-08-26 22:10 | 東武 | Comments(0)

デハ1形に映るもの

 東武博物館内に展示されているデハ1形5号電車は、1924年(大正13年)に浅草駅(現・東京スカイツリー駅)-西新井駅間が電化したときに走り始めた電車だという。
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 木造の車体に歴史を感じさせる車両であったが、その前面窓にあるものが映っているのが見えた。
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 スカイツリーのてっぺんである。

 ちょうどこの車両の展示スペースの前がテラスのようになっており、そこにまた別の車両が展示されているのだが、そのおかげで視界が開け、スカイツリーが見えるようになっている。

 こうして、現代の東武の象徴のようなスカイツリーを前面窓に映しているデハ1形は、東武鉄道の生き字引と言えるんじゃないだろうか、なんて思った。


デハ
15号電車 東武博物館にて 2013.7.20
by railwaylife | 2013-08-26 22:00 | 東武 | Comments(0)

けごん

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 東武特急「けごん」の名は、言うまでもなく栃木県日光市にある華厳の滝に由来している。

 この華厳の滝は仏教経典の華厳経から名付けられたという。日光と言えば今は東照宮が名高いが、かつては修験の道場として知られたところである。仏教とも深い関わりがある。

 ちなみに華厳経はサンスクリット原語では「仏の飾りと名付けられる広大な経」という意味だそうである。豪快な華厳の滝は、修験の道場日光を荘厳するような滝と言えるのではないだろうか。

 そんな華厳の滝の名を引く特急「けごん」も、日光の観光を荘厳するような列車だと思う。


東武
5700系電車(5703号) 東武博物館にて 2013.7.20
by railwaylife | 2013-08-25 13:30 | 東武 | Comments(0)

東急スカイツリーライン

 東武伊勢崎線には、東急田園都市線から地下鉄半蔵門線を経由して東急の車両が頻繁に乗り入れている。その相互直通運転も早いもので今年で十周年となるが、伊勢崎線にあまり乗る機会の私からすれば、東武線内を往く東急の車両の姿もまだまだ物珍しいものである。

 こうして見慣れた顔がスカイツリーを見ながら往く風景も、何とも興味深いものであった。
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東急
5000系電車(5101F) 東武伊勢崎線鐘ヶ淵駅~堀切駅にて 2013.7.20
by railwaylife | 2013-08-25 13:25 | 東急5000系列 | Comments(0)