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不思議な三並び

 先月の「中央本線の旅」で訪れた松本駅は周囲に側線の多い駅で、ホームから多くの留置車両が眺められた。駅に隣接して松本車両センターがあるし、この駅を始発・終着としている列車も多いためである。

 そんな留置車両の中に、何とも奇妙な取り合わせの車両が並んでいるなと思わせるものがあった。
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 手前からJR東海の313系、そしてJR東日本の115系・185系である。

 JR東海の313系がいるのは、五駅先の塩尻駅から名古屋方面の中央本線がJR東海の管轄となるためで、この区間を走る普通列車が松本まで乗り入れて来ている。そして115系は先の「115系並び」という記事にも掲載したとおり、松本駅の主役であると言える。さらに、一番奥の185系は、横浜始発の特急「はまかいじ」として松本駅まで乗り入れて来たものである。

 どの車両も松本駅に存在するのが珍しくはないのであるが、その三者が並んだ光景が何とも不思議に思えたものである。


313系・115系・185系電車 篠ノ井線松本駅にて 2012.8.26
by railwaylife | 2012-09-30 23:30 | 185系 | Comments(0)

115系並び

 だいぶ以前に高崎駅を訪れたとき、115系電車がひっきりなしに出入りするのを目にし、ここは「115系天国」だななんて思ったことがあったが、先月の「中央本線の旅」で訪れた松本駅も「115系天国」だと思わせるくらい、この車両の姿が多かった。
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 ただ、このあたりで活躍する115系は、近いうちに211系に置き換えられるとかいう話で、すでに211系の試運転も始まっているようだ。

 もしかしたら、次に松本へ来たときには「211系天国」になっているのかもしれない。


篠ノ井線
115系電車 篠ノ井線松本駅にて 2012.8.26
by railwaylife | 2012-09-29 21:00 | JR東日本 | Comments(0)

夜明けへ向かうように

 以前に夕景を眺めているとき、この風景を青くしたらどうなるのかと思い、カメラの設定をいじって「青い夕景」を捉えてみたことがあった。するとそれは、まるで夜明けのような風景になった。青色が夜闇のように見えたからである。

 そんな「青い夕景」をまた捉えてみたくなって、東中野へ夕景を見に行ったときもやってみた。

 そうやって夕景へ向かう電車を捉えてみると、まるで電車が夜明けへ向かって走って行くように見えた。日が昇る東へ向かうようにである。
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 しかし私はこのとき、たしかに西を向いていた。だから、まるで自分の前に大きな鏡を置いて東の空を見ていたような気分であった。


中央快速線
E233系電車 中央本線東中野駅~中野駅にて 2012.8.24
by railwaylife | 2012-09-28 23:35 | 中央本線 | Comments(0)

107系置き換え

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 JR東日本大宮支社によると、日光線を走る107系電車と宇都宮線(東北本線)の小金井-黒磯間を走る211系電車が、来年春以降に205系リニューアル車に置き換えられるという。

 107系も211系も登場から二十年以上経つわけだし、置き換えは妥当だろうと思う。

 そうやって長く北関東を走って来たこの車両を、今さら慌てて記録しようなどと言うつもりもない。これまでずっと走り続けて来たのに、見向きもして来なかった車両である。晴れた日も、雨の日も、雪の日も、暑い日も、寒い日も、走り続けてきたというのにである。



 それよりも気になるのが、代わって導入される205系である。製造された年は107系や211系とさほど変わらないはずである。リニューアルされるとはいえ、その車両をもって置き換えるというのは、何だか違和感がある。

 しかも、帯色は日光線107系及び宇都宮線E231系のイメージを踏襲したものになるという。

 日光線107系のイメージというのは、写真のようにちょっとクラシックっぽいアイボリーとブラウンの二色を指すのだろう。一方、宇都宮線E231系といえば、ほぼ湘南色に近い取り合わせの塗り分けである。それを踏襲するとなれば、いよいよ205系湘南色が登場することになるのだろうか。

 そんな205系を、眺めに行ってみたい気もする。北関東の地をのんびり走る205系は、普段目にする埼京線などの205系とはまた違った印象があるだろう。この形式にそれなりに思い入れのある私としては、気になる風景である。

 そういう205系の風景を、いつか見に行けるようでありたいと願って、この記事を「205系」のカテゴリへ入れておくこととしたい。


日光線
107系電車 東北本線宇都宮駅にて 2011.8.15
by railwaylife | 2012-09-27 23:05 | 205系 | Comments(0)

たそがれ東中野

 夏の間の平日、晴れた日の夕方になると、もどかしい気持ちになっていた。

 それは、今日の夕景はどんなだろうか、ぜひ空が広く見える場所でそれを見てみたいと思うからであった。

 これが他の季節なら、あまりそういう想いにはならない。仕事を定時に切り上げて空の下へ出たとしても、夕景はすでに終わって闇に支配されているからである。 

 しかし、日の長い夏の時期は、頑張って仕事を早く切り上げれば夕景を目にすることができる。とは言え、なかなか夕景のあるうちに職場を出られない日が多かった。それだけに、もどかしさや悔しさが募っていた。そんなとき、夕景なんぞに固執する自分が愚かしくも思えたし、早いこと日の入り時刻が早まってしまえ!と思っていたものである。

 それでも、自分のもどかしさや悔しさを晴らすべく、8月末のある日、思い切って定時を過ぎてすぐに職場を出た。日の入りまではまだ10分くらいあった。空は日没とともに真っ暗になるわけではないから、日の入り時刻を多少過ぎても夕景は楽しめる。そう思って自分を落ち着かせながら、心に決めていた場所へ向かった。



 東中野である。



 駅を出て、線路沿いの桜並木の下を急ぎ足で歩いた。蝉時雨がずっと降ってきた。それが、鳴き始めの頃よりもせわしなく聴こえ、夏の終わりを感じさせた。

 並木の途切れた先にある跨線橋へ上った。ここからは西の空がよく見える。そこに夕景はあった。上から藍色に押し込められつつある夕暮れ色がずっと広がっていた。

 夕景が、ずいぶん遠くにあるように感じられた。ここはそれだけ遠くまで見えるということであろう。

 その西空を眺めていると、涼風が顔に吹き付けてきた。西風、というか正確には北西からの風だったかもしれない。もっと言うと、涼風ではなかったかもしれない。ちょっと生ぬるかった。でも、その「涼風」はこの列車が運んできたのだと思いたかった。

 大糸線南小谷からの特急「あずさ」26号である。
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 その旅立ちの地にある北アルプスから吹き降りてきた風を、この列車は都会へ運んできた。それを私は受けているのだと思った。

 その、遠くからの風を今度は押し返すがごとく、間髪を入れず現れるこの列車へ想いを乗せる。はるか西への想いである。

 旅立つ特急「かいじ」117号である。
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 このとき乗せた想いを追って、私がついに「中央本線の旅」へ出たのは、二日後のことであった。


1枚目 E257系特急「あずさ」26号 中央本線東中野駅~中野駅にて 2012.8.24
2枚目 E257系特急「かいじ」117号 中央本線東中野駅~中野駅にて 2012.8.24
by railwaylife | 2012-09-26 22:00 | 中央本線 | Comments(0)

趣を変えて

 この2012年9月もあっという間に月末となり、残すところあと数日である。

 仕事が少し忙しかったこともあり、何となくせわしない一ヵ月であったが、この9月のこのブログを振り返ってみると、地元の東急線の話題ばかり載せていたなあという気がする。

 もちろん、自分の日常にある地元の路線を話題とすることは大事である。日常の鉄道への想いがあってこそ、どこか遠くにある非日常の鉄道への想いもある。だから、今月に載せられているどの記事も私にとっては大切なものである。

 とは言え、ちょっと話題が偏り過ぎているなという気はするので、これから何日かは少し趣を変えて、東急線以外の話題を載せていこうかな、なんて思っている。幸いにも、と言うと変だが、ちょうど載せそびれていた話題がある。

 そんな記事を、これから楽しみながらいくつか掲載していきたいと思う。

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by railwaylife | 2012-09-26 08:00 | 中央本線 | Comments(0)

秋雨9000系

 週末の雨が、一気に秋を持って来たように感じられた。

 近年は、季節の移ろいが急激だと思う。急に寒くなったり、暑くなったりする。この2012年の夏から秋への移ろいもそうであった。もっと夏の余韻に浸ったり、秋の気配を少しずつ感じながら過ごしたかった。そういうところに、日本の四季の奥ゆかしさがあったはずだ。

 でも、季節の変化を感じ楽しむ気持ちは、大事にしていきたい。



 この9000系電車の風景にも秋が来た。
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 都会の中を往く電車のことゆえ、どれだけ季節を感じられる風景が見つけられるかはわからないが、この秋もこの車両が往く風景に季節感を見出していきたい。

 秋雨の中で電車を見送りながら、そんなことを想っていた。


東急
9000系電車(9010F) 東急東横線都立大学駅~自由が丘駅にて 2012.9.23
by railwaylife | 2012-09-25 22:50 | 東急9000系 | Comments(2)

遠くの秋 近くの秋

 忙しくしているうちに涼しくなり、ようやく本格的に秋を感じられるようになってきた。

 新しい季節を迎えたいま、その季節をじっくりと感じてみたいと思う。そのためには、どこか遠くへ行きたいなあという気持ちが普段に増して強くなっている。

 ただ、ここで言う「遠く」というのは、単に物理的に日常からの距離があるところというわけではない。日常から何km離れるかが問題ではないということである。

 大事なことは、どれだけ日常との違いを感じられるかということと、どれだけ気持ちが日常から離れられるかということである。それが叶えられるなら、たとえ数km先でも「遠く」になる。私は、そんな「遠く」へ行って秋を感じてみたいと、いま思っている。

 とは言え、このところ何かとせわしないので、急にその「遠く」へ行くことはなかなかできないものである。

 だから、まずは身近なところで新しい季節を感じていくこととしたい。
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東急
5050系電車(4103F) 東急東横線自由が丘駅~田園調布駅にて 2012.9.22
by railwaylife | 2012-09-23 23:00 | 東急5000系列 | Comments(0)

いつまで夏空 5050系編

 雲の形というものは、多少でも風があるとすぐに形が変わってしまう。

 だから、たとえ線路の背景に「いい形の雲だ」というものを見つけたとしても、すぐに撮らないとどんどん雲の形は変わっていく。

 例えば先に掲載した「いつまで夏空」の背景にある雲も、ベストの状態とは言えなかった。いまや数少ない東横線の9000系を待って撮ろうとすれば、得てしてそういうことになるものである。

 それよりも、いやと言うほど頻繁にやって来る5050系の姿を追いながら、いい形の雲を捉えたり、少しずつ変わってゆく雲の様子を捉えていく方が実は面白い。
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 そんなことを改めて感じた、この日の多摩川橋梁であった。


東急
5050系電車 東急東横線多摩川駅~新丸子駅にて 2012.9.16
by railwaylife | 2012-09-23 12:10 | 東急5000系列 | Comments(0)

たそがれメトロ2

 一年で一番日の長い夏至の頃に「たそがれメトロ」の風景を見たことがあったが、後になって見てみるとそれは、いくら日の長い時期のこととはいえ時間的に遅すぎてずいぶんと暗い風景であった。

 もっとも、仕事帰りに買い物に寄ったその帰り道のことなのだから、時間帯としてはどうしても限られてくる。それでも、何とか夕景を楽しもうとした結果がその「たそがれメトロ」であった。



 とは言え、せっかくの日比谷線直通電車の夕景をちゃんと残しておきたいと思う気持ちはずっとあったので、ある休日の夕方、ほぼ同じ場所でもっと明るいうちに「たそがれメトロ」の風景を楽しんでおいた。
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 朝から強い雨が降ったり止んだりだったこの日、夕方には晴れ間も見えてきた。まだまだ雲も多い空であったが、そのさまがかえって面白く感じられた夕景であった。


東京メトロ
03系電車 東急東横線都立大学駅~学芸大学駅にて 2012.9.1
by railwaylife | 2012-09-22 11:10 | 東京メトロ | Comments(0)