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2008年総括

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 少し早いが、今年2008年の総括をしたい。

 今年は何と言っても、寝台特急「富士」「はやぶさ」を心に想い続けた一年であった。すでに昨年11月の時点で、来年3月での廃止を伝える報道が出ており、この列車にとっての最後の一年が巡り始めていたからである。

 そんな中、今年の4月には「富士」に、10月には「はやぶさ」に実際に乗ることができた。いずれも「これで最後」との想いで、その旅路をしっかりと心に焼き付けた。特に「富士」の旅では、最初で最後のA寝台個室「シングルデラックス」に乗ることができ、また「寝台特急から桜の車窓を眺めたい」との想いも叶えることができた。この上ない旅路であった。また、10月の「はやぶさ」の旅でも、B寝台個室「ソロ」での一夜を、存分に楽しむことができた。廃止の正式発表があった今にして振り返ってみれば、本当に今年のうちにそれぞれの列車に乗っておいて良かったと思う。九州行き寝台特急の旅路は、しっかりと私の心に刻まれた。

 ただ、寝台特急で九州に二回行った以外は、これと言って遠くへ出かけることのない年であった。わずかに11月に、身延線の旅を楽しんだくらいである。そんなわけで、今年は新幹線に一度も乗らなかった。これは私にとっては、1993年以来のことで、特筆すべき事柄である。来年は、新幹線に乗って遠出ができるような旅に出たいものだと思う。

 しかし、来年はいよいよ寝台特急「富士」「はやぶさ」が廃止となる年だ。この列車がなくなってしまうと、九州へ出かける楽しみが減ってしまう。そして、もっと言えば、心の支えをなくしてしまうような気もする。どの列車に、旅への想いをかければ良いのだろうか。どの列車に夢を託せば良いのだろうか。今はわからない。

 それでも、来年は列車の旅での楽しみを新たに見出し、わずかばかりでも、楽しい列車の旅ができればと願っている。


1枚目 寝台特急「富士」 日豊本線大分駅にて 2008.4.11
2枚目 寝台特急「はやぶさ」 鹿児島本線熊本駅にて 2008.10.24



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by railwaylife | 2008-12-27 17:19 | 生活 | Comments(0)

東京駅にて

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 年明けから忙しくなることとなった。来年の3月まで、ほとんど暇はなさそうである。だから、寝台特急「富士」「はやぶさ」最後のときをゆっくり見守ることもできそうにない。

 そこで今日は「これが最後になるかもしれない」との想いで、寝台特急「富士」「はやぶさ」の東京駅到着を見届けに行った。

 朝9時58分、定刻に青い列車は東京駅にやって来た。九州の風を、香りを、匂いを、空気を、そのまま運んできてくれる列車である。

 機回しを見届けてから、客車をじっくりと見て回った。青の車体に魅せられて、今まで何度となく東京駅にやって来たが、その青き列車をこの駅で見ることがもうないのかもしれないと思うと、切なかった。

 ホームを行ったり来たりしているうちに、あっという間に三十分が過ぎた。10時30分過ぎ、列車はゆっくりと品川へ引き上げて行った。それを私は静かに、じっとじっと見送った。


寝台特急「富士」「はやぶさ」 東海道本線東京駅にて 2008.12.22



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by railwaylife | 2008-12-22 15:59 | 寝台特急 | Comments(0)

さらば「富士」 さらば「はやぶさ」

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 本日、JR各社から、来年3月のダイヤ改正についての発表があり、その中で寝台特急「富士」「はやぶさ」の廃止が正式に表明されていた。

 一年以上前の新聞報道以来、この日が来ることはわかっていた。心の準備もできていた。しかし、正式な発表を目にしたときは、悲しみをグッと堪えずにはいられなかった。そして、心が空虚になった。

 九州行きの寝台特急は、物心付いたときからずっと憧れてきた存在である。いつもいつも、乗りたいと思う列車であった。ずっとずっと、憧れの対象であった。その青き車体に、夢や希望を託してきた。

 廃止の報に触れたばかりで、うまく言葉が見つからない。ただ、今は一言、寝台特急「富士」「はやぶさ」には「ありがとう」と言いたい。


寝台特急「はやぶさ」 東海道本線東京駅にて 2008.12.15



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by railwaylife | 2008-12-19 14:28 | 寝台特急 | Comments(0)

消え入るムーンライト

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 昨日付けの産経新聞のニュースによると、新宿と新潟を結ぶ夜行快速「ムーンライトえちご」が、来年3月改正で定期運用を廃止するとのことであった。来春以降は、年間約100日運転の臨時列車になるという。すでに東京と大垣を結ぶ夜行快速「ムーンライトながら」についても同様のニュースが伝えられていることから、来春以降の夜行列車は大幅に削減されることになる。

 夜行快速「ムーンライトえちご」は、私も学生の頃よく乗ったものである。当時はまだ「ムーンライト」という名称であった。東北方面へ安く早く着くのに「ムーンライト」はもってこいだった。その思い出ある列車が臨時列車に格下げされるというのは、寂しい限りである。

 今回の処置は、利用者の減少によるものと考えられる。夜行列車というものは、もはやその役割を終えようとしているのであろうか。だが、一方では低廉な長距離バスが盛況という現実もある。そういう意味では、もっと夜行列車を活用する手段はあると思う。バスよりも夜行列車の方が、ずっと安全で環境にも優しいはずである。

 長距離バスのように、料金を安く設定すれば、乗客はもっと増えると思う。例えば青春18きっぷで「ムーンライトえちご」を利用するにしても、現状では高崎で日を跨ぐために、そこまでは余計に一日分を使用しなければならないという面倒がある。その辺りの融通をもっと利かせ、一日分で始発から終着まで乗れるようにしてはどうだろうか。また、青春18きっぷの通用期間以外でも、安い回数券や早割を設定するなどの方法はあるだろう。

 かつて上野駅から北へ向かう夜行列車が次々と出て行く姿に憧れを抱いていた私としては、いつかまた夜行列車が復権して活躍することを、期待するものである。


夜行快速「ムーンライト」 信越本線新潟駅にて 
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by railwaylife | 2008-12-17 19:21 | JR東日本 | Comments(0)

EF65PF

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 本日、東京駅着の寝台特急「富士」「はやぶさ」の牽引機には、所定のEF66形電気機関車に代わって、EF65PF形電気機関車が充当された。

 EF65PF形電気機関車は、昭和60年(1985)まで、東京と九州を結ぶ寝台特急の先頭に立っていた機関車である。私が物心付いて、寝台特急に憧れを抱き始めたのは、まさにそのEF65PF形電気機関車が華々しく活躍していた時代である。

 今日は幼い頃の憧れそのままに、EF65PF形電気機関車の姿を東京駅で見届けた。


寝台特急「富士」「はやぶさ」 東海道本線東京駅にて 2008.12.15



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by railwaylife | 2008-12-15 19:09 | 寝台特急 | Comments(0)

あずさ変遷

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 中央本線の特急「あずさ」は、幼い頃から比較的身近な特急列車であった。新宿駅という近場から出ていることもあったし、小学生の頃には夏の家族旅行で長野方面へ行くときに何度か乗ったこともある。

 小学生のときに乗った国鉄時代は、クリーム色に赤のいわゆる国鉄色だった特急「あずさ」も、JR化後はグレードアップされ、白いボディにピンクと緑のラインという派手な塗装に変わった。これは衝撃的な色合いであった。その後は青を基調とした、落ち着いた色に変更されたが、こちらは地味な感じであった。

 そして今では、特急「あずさ」は新型のE257系に全て統一されている。この新型は、まだ何となく馴染めない感じがある。何より、先頭から絵入りの「あずさ」のマークが消えてしまったことが、寂しい感じがするものである。


特急「あずさ」
1枚目 中央本線新宿駅にて 1984.8.20
2枚目 中央本線甲府駅にて 1988.1.6
3枚目 中央本線大月駅にて 2002.11.16



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by railwaylife | 2008-12-11 18:27 | 昔の写真 | Comments(0)

寝台特急の機関車

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 昨日、JR東日本から、新型電気機関車の導入についてのプレスリリースがあった。それによると、現在JR東日本で使用している59両の電気機関車のうち「カシオペア」「北斗星」の寝台列車や貨物列車の牽引用として使用しているEF81形15両を、2010年の春以降、新型のEF510形に取り替えるという。

 これを文面通りに受け取れば、寝台特急「カシオペア」や「北斗星」の牽引機もEF81形からEF510形に取り替えられるということになるだろう。今まで見慣れたEF81形が寝台特急の牽引機から外れてしまうことは何となく寂しいが、逆に新型のEF510形が導入されるということは、その分だけ長く寝台特急が生き延びるということになる。最近何かと暗い話題の多い寝台特急にあって、これは明るい話題ではないだろうか。

 それにしても、EF510形が寝台特急を牽引するとしたら、その専用機のカラーリングはどのようになるだろうか。現在、JR貨物に導入されているEF510形は赤色であるが、寝台特急「カシオペア」専用機になるとしたら、やはり今のEF81形のように、白・黄・青・橙の塗り分けになるだろう。また、寝台特急「北斗星」を牽くとしたら、EF510形はどんな色になるだろうか。今まで通りの赤色も良いが、JR北海道のDD51形のように、客車に合わせてブルーに金帯が入った塗装も良いのではないだろうか。

 いずれにせよ、EF510形が力強く牽く寝台特急に、いずれは身を委ねてみたいものだと思う。


寝台特急「北斗星」牽引EF81形 東北本線上野駅にて 2001.8.14



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by railwaylife | 2008-12-03 10:06 | 寝台特急 | Comments(0)