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日吉行き

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 東急電鉄の発表によると、来たる8月23日に東横線でダイヤ改正が行われるという。日吉駅発着の列車が菊名駅あるいは武蔵小杉駅発着に変更となり、また日吉駅における各駅停車の優等列車待避が元住吉駅に変更されるという内容である。

 今回の改正は、目黒線の日吉駅への延伸工事進捗に伴うものであるという。目黒線の日吉駅延伸開業は来年6月の予定である。目黒線延伸のために東横線日吉駅の待避線・折り返し線の使用が中止になるとのことだ。

 現在、日吉駅には2面4線のホームがあり、東横線の各駅停車が優等列車を待避できるようになっている。また、駅の横浜方には折り返し用の引き込み線があり、これを利用して日比谷線直通電車が日吉駅で折り返しを行っている。目黒線延伸開業の折は、これらの施設が目黒線用となるのだろう。東横線が使用する施設は、外側の2線のみになると考えられる。

 そうなると、もう東横線では日吉駅発着の列車が設定されなくなるのかもしれない。つまり、東横線上から「日吉」という行き先を掲げた列車は、消えてしまうことになる。

 日吉行きの電車は、幼い頃から見慣れたものであった。むかし、東横線下りの行き先は「桜木町」とか「元住吉」という三文字であったから、二文字の「日吉」という行き先は、少し間が抜けているようにも見えた。同じく二文字の「菊名」行きはまだなかったように思う。

 日吉行き電車の懐かしい写真があった。
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 二十年以上前の日比谷線直通電車である。そういえばこの頃、地下鉄直通電車には冷房装置がなかった。地上区間は開け放った窓から風が入ってきたのでまだ良かったものの、地下区間に入ると車内がムーンとした。扇風機の起こす風も熱風だった。駅に着くと、地下鉄の駅独特の臭気が熱せられていて、何とも言えぬ感じがしたものだ。

 今の地下鉄は、だいぶ快適になったと思う。


1枚目 現在の「日吉」行き 東急1000系 2007.5.8 新丸子駅~武蔵小杉駅にて
2枚目 むかしの「日吉」行き 営団3000系 1986.5.13 元住吉駅にて


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by railwaylife | 2007-07-31 23:08 | 東急1000系 | Comments(0)

夕暮れ 多摩川

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 午後から雲が増え、やがて申し訳程度の雨が落ちた。その後、再び日差しが眩しくなってきた。日を浴びているうち、夕空が見たくなった。

 東横線を多摩川駅で降り、ふらっと多摩川の川べりへ行ってみた。

 川の向こうで、黄色い夕日がやがて紅みを帯び、弱々しくなっていく。その光を受けながら、電車が川を渡って行く。飽きずに何本も見送った。

 そのうちに日の玉がゆっくりと落ちていく。それが地平へ吸い込まれ、空がパーッと赤く染まるさまを期待したが、地平まで行く前に雲へ吸い込まれてしまった。ちょっと拍子抜けした。

 その後もしばらく行き交う電車を見送っていたが、電車がだんだん闇を帯びてきた。もう多摩川駅へ戻ることにした。

 駅に近付くと、電車の走行音や改札の電子音にまじって、ヒグラシの鳴き声が聞こえてきた。多摩川駅はいいところだなぁと思った。


東急東横線・目黒線 多摩川駅~新丸子駅にて 2007.7.27


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by railwaylife | 2007-07-27 23:19 | 東急 | Comments(0)

黒船電車


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 伊豆急行のリゾート車両である「黒船電車」こと2100系が、意外なところに現れた。JR南武線の武蔵溝ノ口駅である。伊豆の観光PRも兼ね、今日この駅で車両の展示会が行われた。

 武蔵溝ノ口駅のある川崎市は、伊豆から比較的近い大都市である。ここで伊豆の観光PRをすると大いに宣伝効果があるのだろう。

 人の流れに身を任せ車内に入ると、特急電車の匂いがした。旅情がわいてくる。車窓に向いた座席を見ていると、はるか相模の海の青色が想われた。

 編成中程のグリーン車は、天井に星空が描かれていた。都会の低い空に押し込められている身には、開放的に感じられた。

 伊豆へ行きたい!とは思えなかったが、旅情をかきたてるには十分な見学会であった。

伊豆急行2100系「黒船電車」 JR南武線武蔵溝ノ口駅にて 2007.7.25


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by railwaylife | 2007-07-25 22:28 | 私鉄 | Comments(2)

朝の東横線

 久しぶりに晴れた朝、東急東横線を眺めに行った。


残り2本となった8000系のうちの1本
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5000系(仮面ライダー電王ラッピングトレイン)
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横浜高速鉄道Y500系
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9000系(横濱開港150周年ラッピング)
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5000系(東横線80周年記念電車)
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1000系(日比谷線直通)
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東京メトロ03系
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残り2本となった8000系のうちのもう1本
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 現在の東横線を走る車両は多種多様だ。だから東横線には「次にどんな電車が来るのだろう」という期待感がある。形式の統一された路線はそれがないから、少し面白味に欠ける。そういう意味で、東横線は楽しい。

 今後、東京メトロ副都心線とつながれば、東横線には乗り入れ車両が増え、さらに形式が多様になるという可能性もある。ただその頃には、東急の車両が新型に統一されているかもしれない。

 いずれにしても、今このときの東横線を目に焼き付けておきたい。

写真はすべて東急東横線学芸大学駅~都立大学駅にて 2007.7.24


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by railwaylife | 2007-07-24 21:34 | 東急 | Comments(0)

北陸への道

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 北陸への道が絶たれた。

 台風に気を取られ、それが過ぎ去ってホッとしているところに地震が起きた。

 新潟県中越沖地震により、信越本線の青海川駅付近で大規模な土砂崩れが発生した。ニュースで現地の映像を見ると、線路が土砂に埋まっていた。信越本線の復旧には相当な時間を要するだろう。

 青海川駅は、海に近く眺めの良い駅として知られている。が、風光明媚なところは、同時に地形の険しいところでもある。線路は海沿いの崖下を通っている。

 今はただ、被災地が一日も早く復興することと、これ以上被害が拡大しないことを祈るのみである。



青海川駅を通る寝台特急「北陸」 東北本線上野駅にて 2006.9.15


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by railwaylife | 2007-07-16 22:40 | JR東日本 | Comments(0)

白い河を渡る3

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 大きな台風が近付いている。日本の台風の大型化や上陸回数の増加は、地球の温暖化と無縁ではないといわれている。温暖化による海水面近くの水温上昇が、台風の巨大化をもたらすという。

 ここ近年各所で、風水害により鉄道が長期間にわたって不通になるような被害も相次いでいる。高山本線、高千穂鉄道、三江線、越美北線などがその例だ。

 今回は大きな被害が出ないようにと、白い空の下、白い河の上で、西へ向かう列車に祈りを込めた。

東海道新幹線 品川駅~新横浜駅にて 2007.7.13

by railwaylife | 2007-07-13 12:33 | 新幹線 | Comments(0)

不都合な真実

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 DVDで映画『不都合な真実』を観た。アメリカ元副大統領のゴア氏が、地球温暖化について講演した様子をまとめたものだ。講演では、二酸化炭素の増加を原因とする地球温暖化による様々な現象が、科学的根拠とともにこれでもかというくらい提示された。観ていくうちに「もうわかったからやめてくれ」と思うくらい、つらいものであった。今まで地球温暖化ということに漠然と興味を持っていた私であったが、その問題の大きさを改めて知らされた。

 多くの人は、地球温暖化に対する認識があって、どういう対策をしなければならないかということも、何となく知っていると思う。だが、この問題がもはや一刻の猶予もないという危機感を持ち、何をすべきかということをきちんと考えなければならないときである。

 よく言われているように、省エネルギー型の電化製品を使用する、リサイクル製品を使用する、過剰包装をやめる、エアコンの設定温度を調節する、木を植える、環境対策に取り組んでいる政治家に投票する、などが対策として挙げられる。ひとりひとりが、身近なところから取り組んでいくしかない。

 ただ、ここでこういうふうに通り一遍のことを書き並べただけでは、何の進歩もない。もう少し身近で、自分の興味あるところから考えてみたい。


 例えば、鉄道はこの問題に対してどう関わっているのか。鉄道は二酸化炭素排出量の少ない交通機関とされている。そこで、鉄道を積極的に利用することが地球環境のためにも良いとされている。

 だからといって、今の鉄道の仕組みについて、これ以上何もしなくてよいというわけではない。各鉄道会社は、二酸化炭素排出削減のためのエネルギー省力化に向けて様々な取り組みをしている。

 鉄道業界の全体的なところでは、社団法人日本民営鉄道協会と国土交通省で「鉄道でエコキャンペーン」を展開している。このキャンペーンでは、地球環境保護の観点から鉄道利用の促進を訴えている。

 各社別で見ると、JR貨物は、効率的に大量の物資を輸送できる鉄道貨物の優位性を説き「モーダルシフト(幹線物流をトラックからより効率的な大量輸送機関である鉄道や船舶へ転換すること)」の提唱によって、鉄道貨物の利用促進を図っている。

 また、社団法人鉄道貨物協会というところが「エコレールマーク」という制度を設けている。これは、輸送に一定程度以上鉄道を利用している商品もしくは企業に対し「エコレールマーク」というマークを発行するものである。私たち消費者は、「エコレールマーク」の付いている商品あるいは企業を選択することにより、二酸化炭素排出削減に貢献することができる。

 鉄道が排出する二酸化炭素のうち、その約3割を占めているのがJR東日本だそうだ。そのためJR東日本も、積極的に二酸化炭素排出削減に取り組んでいる。電力削減のための新型省エネルギー車両導入が主な対策だ。近年導入された新幹線のE2系、在来線のE231系、E233系などがこれに当たる。どのくらい省エネルギー化されているかというと、例えば国鉄型の通勤電車103系の電力消費量を100%とした場合、新しい通勤電車E231系は47%の電力消費量で済むそうだ。

 JR東海も同様の対策に取り組んでおり、東海道新幹線の車両でいうと、初期型の0系の電力消費量を100%とした場合、700系では84%で、さらに最新の N700系では68%の電力消費量で済むようになっているという。

 これらのデータは、いずれも各鉄道会社の「環境報告書」やホームページを参照したものである。

 また、以前にも取り上げたように、東急電鉄の最新鋭5000系車両は、従来の主力車両8000系よりも、使用電力を約40%削減している。これは東急電鉄の2007年度鉄軌道事業設備投資計画に書かれていることだ。

 このように見てくると、新型車両が今後の地球環境にとっていかに有益なものであるかがわかる。


 私は、古いものを懐かしんだり、郷愁を感じたりすることがいけないことだとは思わない。自分でも東急8000系に執着し追いかけ回したりしている。しかし、それだけで鉄道趣味が終わってしまっては何の意味もない。今このときや、これから先のことも想わなければならないと考える。

 だから、8000系が格好良かったとか、5000系はデザインが嫌いだ、とかそういう議論で終始してしまってはいけないと思う。淘汰が始まって残り少なくなった車両を「ネタもの」と言って追いかけ回しているだけでは、将来は見えてこない。東急電鉄で言えば8000系よりも5000系、JR東日本で言えば103系や113系よりもE231系やE233系、JR貨物の機関車で言えばEF65やED75よりもEF210やEH500の方がこれからの世の中には有益であり、絶対的に必要である。そして実は、古くてエネルギー消費量の多い車両は、地球温暖化のことを考えれば、一刻も早く運行をやめなければならないと言える。それが「真実」である。


 鉄道に興味を持つ人たちが、鉄道を通して地球温暖化を考え、地球環境保護に向け行動を起こすようになれば良いと思う。そして私も、自分のレィルウェイライフがこれからも楽しめる環境が守られるよう、地球温暖化の問題について、もっともっと真剣に考えていきたい。

(写真はJR東日本の省エネルギー車両E231系)



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by railwaylife | 2007-07-10 00:42 | その他 | Comments(0)

線路端の花

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 線路端に、一際目立つ花を見つけた。ユリの一種なのだろうか。子供の頃、山登りをしているときに見かけたことがあるような気がする。そう思い込めば、近所の花でもちょっとだけ旅情がわく。


 車窓からも見えないかと、先日電車に乗ったときに探してみた。しかし、この花が咲いているのは切り通しになっている崖の上の方だ。車窓の中で花は小さく、あまり大したものではなかった。それでも、通勤電車内の少しの慰めになればよいと思った。

東急東横線学芸大学駅~都立大学駅にて 2007.7.6


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by railwaylife | 2007-07-06 21:48 | | Comments(0)

都立大学駅付近工事

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 数日前、東急東横線の都立大学駅から自由が丘駅方面へ少し行った辺りの線路際に、鉄パイプの骨組みが作られているのを電車内から目にした。もっと以前からあったかのかもしれないが、いつからあったのかはわからない。とにかく最近できたことは確かである。

 今朝、現場へ行って確認すると、工事の看板が出ていた。看板には「環境対策工事(土木工事)」とあり、区間は「都立大学1号踏切~都立大学2号踏切」と書かれていた。工期は今年の11月末日までの予定となっている。ちょうど線路際には何人かの作業員が出て、工事を始めるところであった。

 「環境対策」という文字を見てすぐ頭に浮かんだのは、騒音対策である。線路沿いに高い防音壁でも作るのだろうか。目黒線の大岡山駅~奥沢駅間では、そのような工事をするという案内をどこかで目にした覚えがある。

 防音壁ができるとなると、身近な車窓の眺めは変わってしまう。だが、仕方のないことではある。線路際の騒音はけっこうなものである。ただ、確かなことはまだわからない。

 そういえばだいぶ以前に、都立大学駅~自由が丘駅間は高架化されるという噂があった。しかし、何の変化もなかった。その後、多摩川駅~日吉駅間の複々線化事業が本格化し、この辺りは東横線の中でも取り残されたような区間になってしまった。今では全区間の中でも、踏切の連続する数少ない区間である。

 それでも、東急電鉄の今年度事業計画には「東横線渋谷~横浜間改良工事」という項目がある。当然都立大学駅~自由が丘駅間もこの中に含まれる。今回の工事はその一環なのかなとも思った。しかしこの改良工事は、東京メトロ副都心線との相互乗り入れを念頭に置いたもので、車両の長編成化対応や優等列車高速化のための待避線新設などがメインになるようである。都立大学駅~自由が丘駅間の工事はあまり重要ではないような気がする。

 ところで、東急東横線が東京メトロ副都心線に直通するようになると、東横線の渋谷駅も地下化される。地下駅の工事はすでにだいぶ進んでいるようだが、この地下駅はとんでもなく深いところにあるようだ。地上まで出るのはひと苦労になるだろう。将来、東横線の乗客が渋谷駅で下車することを億劫に思うようになるかもしれない。東京メトロ副都心線は新宿や池袋を通るから、買い物などのときは、渋谷駅を素通りして、そのまま新宿や池袋へ出てしまう方が便利になるということも考えられる。私は、今のままの渋谷駅の方が便利だと思ってしまう。


 ようやく元住吉駅付近の高架化が落ち着いた東横線であるが、これからまだまだ変化が激しいようである。

写真は都立大学2号踏切付近を行く8000系 2007.7.6


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by railwaylife | 2007-07-06 21:38 | 東急 | Comments(0)

まつりのあとの8000系

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 8000系は、きょうも走っている。

 轟音をたてて、走っている。

 残り少ない日々を、走っている。



1枚目 東急東横線 学芸大学駅~都立大学駅にて 2007.7.3
2枚目 東急大井町線 緑が丘駅~自由が丘駅にて 2007.7.3

by railwaylife | 2007-07-03 21:28 | 東急8000系 | Comments(0)