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晩夏の風


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 昼休み、と言っても14時くらいだが、会社の外に出ると涼やかな風が吹いていた。空に雲は多かったが、青い色も見えていた。こんな日は、どこかのローカル線でクーラーのないディーゼル列車に揺られ、窓を全開にして、風をいっぱいに受けたい。稲の匂い、土の匂いが車内に入ってくるだろう。
by railwaylife | 2006-08-28 23:05 | 生活 | Comments(0)

晩夏の雨

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 夕方、電車からホームに降り立つと、夏の終わりの匂いがした。何とも言いようのない匂いだ。でも確かに8月の終わりから9月にかけて嗅いだことのある匂いだ。雨が降ってきた所為かもしれない。強く匂う。
 この夏は猛暑だったのかどうか、よくわからない。あまり暑さに辟易することもなかったような気がする。そして何となく秋を迎えようとしている。初秋はどこか切なくて不安だ。
 秋の気配は先週からすでに感じていた。二子玉川の花火大会に嫁と二人で浴衣を着て出かけたときのことである。日中はうだるような暑さだったのに、薄暮の川原に出ると涼やかな風が吹いていた。次々と打ちあがる花火が夏の熱気を空へと散らしていった。夏が終わるなあとしみじみ感じたものである。
 代わって今日は休日出勤だった。小雨の降る帰り道を行くうち、日曜の夜の憂いが薄れていくように感じた。今日、会社に行っている分、明日の出社に抵抗感はない。明日も仕事か、と軽い気持ちになれる。かといって、休日出勤が良いものとは言えない。嫌だ。
 不自由な身の上で思うことは一つ、列車に乗ってどこか遠くへ行きたいと願うだけである。
 写真は先週の二子玉川の花火大会である。嫁が撮ったものだ。
by railwaylife | 2006-08-27 23:54 | 生活 | Comments(0)

東急8590系

 
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夏季休暇が終わって、あっという間に日常が始まった。
 東横線から、8590系が全面撤退したというニュースを目にした。8590系は8000系に次ぐ旧型で、この前までは3編成が東横線で活躍していた。5000系の増備で東横線から押し出されたらしい。わりと気に入っていた車両だったので、少し残念だ。しかしその分、8000系がもう少し東横線で活躍するだろう。それはちょっと嬉しい。
東急8590系 2006.7.8 学芸大学にて
by railwaylife | 2006-08-16 23:07 | 東急8000系 | Comments(0)

帰京

 今日は午前中の飛行機で帰京した。早起きして空港へ向かう。途中、渋滞に巻き込まれたが、嫁の素早い機転と高速運転で、飛行機には間に合った。空港までの所々では山陽本線や山陽新幹線と並行したが、ついに一度も列車の姿を見なかった。
 普通席を予約したのに、指定された席はビジネスクラス並みで、リクライニングと足置きまであった。離陸前から着陸後まで眠るというわけにはいかなかったが、空の上では心地よく居眠りができた。
 羽田空港に降り立つと、ベタッとした都会の湿り気があった。
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 空港からはタクシーで帰った。環状七号線を進むと、大森の辺りで東海道本線と交差した。西へ去って行く普通列車が見えた。この線路が、今朝見た山陽本線とつながっているのだと思うと、山口まで行って来たという実感が最も強く湧き上がってきた。
by railwaylife | 2006-08-15 18:31 | | Comments(0)

山口にて

よく晴れて暑い朝であった。まずは皆でお墓参りに行き、その後嫁と二人で山口市内へ向かった。昨日から山口県へ来たという実感が全くないのであるが、車から何度か地名の標識を見ていると、だんだん自分のいる場所を認識できるようになってきた。

 山口市内に入り、まずは雪舟作という石庭のある常栄寺に行った。
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 殺伐とした石庭には一種の清涼感があり、夏に訪れるには良い場所だと思った。

 続いて、五重塔が有名な瑠璃光寺へ行った。
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 黒々とした緑を背景にした色の濃い塔は、夏の日差しの下できりっと締まっていた。

 防府市内へ戻り、毛利本邸を見学する。明治維新後に毛利の殿様が住んだ邸宅である。明治・大正のモダンな造りを嫁と二人で味わった。
庭は暑いので、歩くのを止めた。
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その後は防府駅近くのショッピングセンターで夕刻まで過ごした。
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 夜になって叔母様たちと合流して食事をし、近所の大型銭湯に行った。広い湯船や泡風呂に浸かり、都会の汚れを洗い落とした気分になった。
by railwaylife | 2006-08-14 23:27 | | Comments(0)

搭乗

 夏季休暇を利用して、嫁と二人で、嫁の母方の実家のある山口へと向かう。今回もタイトな日程なので、往復は飛行機である。先月の帰福と合わせて、この一ヵ月での搭乗は実に四回を数える。飛行機が苦手な私としては異例のことである。今回もまた、旅の初めから緊張する。
 出発する羽田空港には早めに着いた。ロビーのベンチでぼんやりする。落ち着かない気分だ。歯医者で治療の順番を待つときの心地に似ている。
 リムジンバスで航空機に近付く。近くの席のおばさんの「こんな大きいのが空を飛ぶっていうのは許せないよね」という発言に思わず賛同する。だんだんと表情が硬くなっていく私を見て嫁が苦笑する。
 乗り込んで離陸のときを待つ。今日は日が落ちてからの出発である。この時間に離陸するなら、新千歳へ向かうのがいいなあと、ふと思う。新千歳に着いたら札幌駅まで出て、夜行列車に転がり込む。一夜明けたら、列車が見知らぬ原野の中を走っているだろう。いつかやってみたい。
 中央の席なのでスクリーンが真正面だ。滑走路へと進んで行く光景が目の前に大きく映し出される。思わず姿勢を正して画面に見入る。それを見てまた嫁が笑う。できれば離陸前に寝付いて、目が覚めたら着陸していたというのがベストだが、そうはいかない。
 離陸の瞬間は目を閉じていた。しかし、体では宙に浮かぶさまを感じ取れる。上から押さえつけられるような衝撃があった後、ふわっと体が浮かぶのがわかる。その心地が嫌いだ。座席に就いているのに体だけがふっと浮くような感触がある。
落ち着いたところで、買い込んだ空弁を嫁と二人で食べる。機内で飲み食いができるようになったのは、私にしてみれば大きな進歩だ。
 一時間あまりで山口宇部空港に着陸となる。ちょうど一年前の前回、ここへ着陸するときは雷雲に遭い、上空を旋回するという恐怖を味わったが、今回はすんなりと着陸した。緑色に光る滑走路に着地する。
 空港の到着ロビーというのは、大小の差はあれ、どこも画一的で、いったいどこに着いたのか、実感がわかない。目に入る山口県内の看板に違和感がある。
 空港からは嫁の運転するレンタカーで、実家のある防府市内へ向かう。一時間弱で到着した。二人の叔母様と、嫁のお姉様にお会いし、また緊張した。
 それにしても、山口県に来たという実感が全然なかった。
by railwaylife | 2006-08-13 23:50 | | Comments(0)

いつかの8000系

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 いつのまにか梅雨が明け、暑くなった。不通になっていた羽越本線も復旧した。そして私は夏休みを迎えた。この休みは嫁の母方の実家にお邪魔する予定である。
 暑いうちに、列車に揺られてどこか旅に出たいとは思っているが、なかなか目途は立たない。何かと忙しい。列車で遠くへ行くという暇はない。その所為か、鉄道の興味はどうしても地元の東急に集中する。
 東横線の新鋭5000系は11編成にまで増殖したが、その分8000系が淘汰されたという事実は確認できていない。通勤の際も、たまに8000系と顔を合わせることがあり、ほっとする。
 写真はむかしむかしの8000系である。小学生のときに撮ったので、巧いものではない。しかし、私には懐かしい思い出である。
東急8000系 1986.6.20 学芸大学~都立大学にて
by railwaylife | 2006-08-10 23:43 | 東急8000系 | Comments(0)