カテゴリ:路面電車( 58 )

冬の終わりの都電

 寒い日が続いているが、季節は着実に春へと向かっている。

 2月になり、日の入り時刻もだいぶ遅くなった。東京でもすでに17時を回るようになっている。

 おかげで通院の帰り道にも、日の入り前の都電の風景が見られるようになった。
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 通院のように、定期的に同じ場所を同じ時刻に訪れていると、日の長さの変化がよくわかる。だいぶ日が伸び春が近付いて来たなあという気がして嬉しくなってきた。

 折しもこの日は節分で、翌日が立春であった。

 まさに冬の終わりを実感したときであった。


都電
7700形電車 都電荒川線鬼子母神前電停~学習院下電停にて 2018.2.3
by railwaylife | 2018-02-07 23:20 | 路面電車 | Comments(0)

大寒の逆光

 先週の土曜日は、二十四節気の一つ「大寒」であった。

 今までちゃんと認識していなかったが、二十四節気の何とか、というのは特定の日を表すのではなく、期間を表すものであるらしい。つまり「大寒」というのは、1月20日から次の「立春」の始まる2月4日までの間を指す。その日、テレビの天気予報で気象予報士が「今日から大寒です」という言い方をしていたが、これは正しい言い回しである。ということで、普段「今日は二十四節気の何とかです」と言ったときは、その何とかが始まる日を指していることになる。


 その「大寒」が始まった日、例のごとく都電の走る街へ通院に出かけた。

 道すがら、都電がのんびりと走っていくのを横目にしていると、何か「大寒」らしい都電の風景を得てみたくなった。

 だが、これといった風景は見つからず、苦し紛れに逆光で都電の風景を捉えることになった。
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 弱々しい「大寒」の日差しが、弱々しい逆光の風景を作り出した。

 この日差しが、これから少しずつ強くなり春が来るのを感じていきたいと思う。

 それにしても、今年の「大寒」は寒い。

都電
8800形電車 都電荒川線鬼子母神前電停~学習院下電停にて 2018.1.20
by railwaylife | 2018-01-27 23:00 | 路面電車 | Comments(0)

暮れる都電2017

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 たしか昨年も、年の最後の通院の日にこの場所で暮れてゆく風景を眺めていた気がする。

 日が暮れて、年も暮れてゆく。

 その二つの暮れを同時に感じることで、年の終わりを強く実感することになる。 そしてまた、来年もこの場所に無事に通えるようにと祈りを込める。


都電
8900形電車 都電荒川線鬼子母神前電停~学習院下電停にて 2017.12.9
by railwaylife | 2017-12-20 23:50 | 路面電車 | Comments(0)

初冬都電

 今年最後の通院の日だった先々週の土曜日、通院前にいつもの場所で都電の風景を眺めた。
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 同じ風景を何度も眺め、撮っても仕方ないのかもしれないが、来るたびに空模様は違うし、同じ青空でも季節によってその色は少しずつ異なっていく。その違いを感じながら、この場所の季節が移ろってゆくのを感じる。

 そして今、この初冬の空に、また一年が無事に過ぎたことを知る。

 そのために、この場所に立ち止まってカメラを構えることは、私にとってとても大事なことである。


都電
8900形電車 都電荒川線鬼子母神前電停~学習院下電停にて 2017.12.9
by railwaylife | 2017-12-18 22:30 | 路面電車 | Comments(0)

晩秋都電

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 今年はイチョウの黄葉が早いんじゃないか、なんて思ったけれど、それは年々都会の黄葉が遅れるようになっているからそう思わされているだけで、今年が平年並みなのかもしれないと気付いた。

 いずれにせよ、色付き始めた並木を背に路面電車の往く風景が眺められて良かった。


都電
8900形電車 都電荒川線鬼子母神前電停~学習院下電停にて 2017.11.11
by railwaylife | 2017-12-16 12:00 | 路面電車 | Comments(0)

初秋都電

 7000形が引退して三ヵ月が経った。

 冴えない夏が過ぎ去り、都電の沿線にも秋がやって来た。
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 とは言え、久々に厳しく照り付けてきた日差しはまだまだ熱く、線路際の木ではツクツクボウシが盛んに鳴いていた。まだまだ夏の名残があった。

 それでも、この千登勢橋の上に吹く風は涼しく、橋のたもとに設けられた町会のテントでは、カセットデッキからお囃子の音色がずっと聞こえてきていた。折しもこのあたりの惣鎮守、氷川神社の秋祭りの日であった。

 そのお囃子を聴きながら、また一つこの沿線に新しい季節が無事にやって来たことを実感していた。


都電
8900形電車 都電荒川線鬼子母神前電停~学習院下電停にて 2017.9.9
by railwaylife | 2017-12-13 23:40 | 路面電車 | Comments(0)

紫陽花都電2017

 近年は、以前のようにあちこちの紫陽花列車の風景を眺めに行く余裕がなかなかない。だから、毎年眺めている紫陽花列車の風景をいくつか見られればそれで十分かなとは思っている。

 ただ、毎年一ヵ所くらいは、今まで見たことのない場所で紫陽花列車の風景を眺められるようでありたいと願っている。

 そんな風景を、都電の「ありがとう7000形」イベントで訪れた荒川電車営業所近くで偶然にも得ることができた。
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都電
8900形電車 都電荒川線荒川車庫前電停~梶原電停にて 2017.6.11
by railwaylife | 2017-12-12 23:50 | 路面電車 | Comments(0)

もっと荒川線

 都電の「ありがとう7000形」イベントを見るために荒川電車営業所を訪れたが、荒川電車営業所あたりに来たのは子供のときに荒川線に乗りに来て以来のことだったと思う。

 荒川線は最近良く目にしているが、私が見ているのは全線の中でも西の方、大塚駅前から面影橋あたりばかりである。だから、荒川線の車両には馴染みがあったものの、荒川電車営業所あたりの風景は何とも新鮮であった。

 できればもっと、この路線のさまざまな場所の風景を見てみたいと常々思っている。

 だから今回の荒川電車営業所訪問が、荒川線のさまざまな場所の風景をもっと眺めていくきっかけになればいいなと思った。
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都電
9000形電車 都電荒川線荒川車庫前電停~梶原電停にて 2017.6.11
by railwaylife | 2017-12-11 23:30 | 路面電車 | Comments(0)

都電の車庫

 都電の「ありがとう7000形」イベントで荒川電車営業所を初めて訪れたが、都電の車庫というのは思っていたより小さいものであった。
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 でも、考えてみれば、都電荒川線のような軌道は、一両編成の路面電車しかないのだから、鉄道車庫のように8両編成、10両編成といった電車を留めるための細長いスペースが必要なわけではない。だからこのくらいの敷地で十分なのかなという気がした。

 そういえば、昔は都区内に都電の路線が縦横無尽に敷かれていたのだから、きっと各所にこうした規模の都電車庫があったのだろう。

 そう思ってネットで古い都電の路線図を引っ張り出してみると、電停の名からあちこちに車庫のあったことがわかった。杉並、青山、戸山、大久保、大塚などである。

 そんな都電の車庫の跡を探してみるのも楽しそうだ。


都電
8800形電車 都電荒川線荒川電車営業所にて 2017.6.11
by railwaylife | 2017-12-10 21:10 | 路面電車 | Comments(0)

二ノ輪橋行き

 荒川電車営業所の「さようなら7000形」イベントに展示された7000形3両はみなLED式の行先表示であったが、同じ形式でも7001号と7002号・7022号とでは、LEDの種類が違うようであった。と言うのも、7001号はシャッタースピードを少し下げればLED表示が切れて写らなくなるのに対し、他の2両はシャッタースピードをかなり下げないとLED表示が切れなくならなかったからである。

 車庫に展示され静止した状態を撮るのだからシャッタースピードを落としてもそんなに問題はないのだが、シャッタースピードにはずいぶんと気を遣うこととなった。

 そんなわけでこの7022号を撮った写真では、行先表示の真ん中が切れて「三ノ輪橋」ではなく「二ノ輪橋」になってしまったものがあった。
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 これではLED式の行先表示に「三」があると、みな「二」になってしまうではないか。少し前にあったギャグみたいに駅名の頭に「三」が付くときだけ「二」になります、といった具合だ。でも、それでは行先表示が正しくなくなってしまう。場合によっては違う行先になってしまうではないか。

 そう思って、全国で他に頭に「三」の付く駅名がないかと探してみると、けっこうあった。

 それらの駅名が実際に列車の行先表示として表示されるかは別として、例えば三条(新潟県・JR信越本線)行きがあったとしたら二条(京都府・JR山陰本線)行きに見えてしまう。

 三本松(香川県・JR高徳線)行きは二本松(福島県・JR東北本線)行きになり、三川(新潟県・JR磐越西線)行きは二川(愛知県・JR東海道本線)行きになり、三島(静岡県・JR東海道本線)行きは二島(福岡県・JR筑豊本線)行きになり、三田(東京都・都営三田線)行きは二田(秋田県・JR男鹿線)行きになり、三軒茶屋(東京都・東急田園都市線)行きは二軒茶屋(京都府・叡山電鉄鞍馬線)行きになり、三股(宮崎県・JR日豊本線)行きは二股(北海道・JR函館本線)行きになってしまう。まあ、三股より二股の方がまだましかなと思うが、そういう問題ではない。これでは、LEDの行先表示を見た人がみな列車の行先を勘違いしてしまうではないか。

 いやいや、LED式行先表示の「三」が「二」に見えてしまうのは、速いシャッタースピードで写真に撮ったときだけである。人間の目で直接見ている分には、よほどの高速でまばたきでもしない限り、切れて見えることはないだろう。

 だから、ふつうに行先を確認する分には「三」が「二」になってしまう、なんて心配する必要はないことだ。


都電
7000形電車 都電荒川線荒川電車営業所にて 2017.6.11
by railwaylife | 2017-12-07 23:35 | 路面電車 | Comments(0)