カテゴリ:東急目黒線( 78 )

ボケ越し

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 木瓜という花はけっこう好きだけれど、残念ながら名前のようにもう一つはっきりしない花だと思う。

 梅と桜の間くらいに咲くし、花の形も梅と桜の中間みたいなので、他の花に埋もれがちである。また、同じ時期に咲き出す花も多いので、その点でもあまり目立たない。

 これがたとえば梅よりも早く、春の花の先陣を切って咲くとなれば、もっとはっきりした印象になるのだろう。


東京メトロ
9000系電車 東急目黒線奥沢駅~田園調布駅にて 2015.3.21
by railwaylife | 2016-02-11 22:20 | 東急目黒線 | Comments(0)

早春目黒線

 雨降る早春の日、東急目黒線の線路際に、白梅が咲いているのを見つけた。

 その花と目黒線の電車を一緒に撮って、この路線の早春を表そうと考えたが、残念ながら梅の花は一輪一輪が小さい。だから両者をバランス良く一つの風景の中に収めるのは難しいことであった。

 それでも、強引に花と電車を写真に押し込み、この沿線にやって来た春を表してみた。
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都営
6300形電車 東急目黒線奥沢駅~田園調布駅にて 2015.3.1
by railwaylife | 2016-01-24 23:00 | 東急目黒線 | Comments(0)

夕暮れ3000

 東急3000系電車は目にする機会が少ない。だから、その車両が往く風景もたくさんは記録していない。

 そんな車両でもいつかは走らなくなり、わずかでも残しておいた風景が懐かしく感じられるだろう。

 そうなったときにこういう風景があったら、きっと私は嬉しく思うだろう。
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 たとえ車両の姿かたちがはっきりと見えていなくても、大切な一枚である。


東急
3000系電車 東急目黒線多摩川駅~新丸子駅にて 2014.12.5
by railwaylife | 2015-12-25 23:55 | 東急目黒線 | Comments(0)

紫陽花目黒線2015

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 この場所では、八年前にも同じように紫陽花列車の風景を眺めていた。

 そのときと同じようにまた紫陽花列車の見られることが何ともありがたく感じられた。

 毎年花が同じように咲くとは限らない。そしてそれを私が眺められるとも限らないからである。


都営
6300形電車 東急目黒線多摩川駅~新丸子駅にて 2015.5.30
by railwaylife | 2015-08-20 23:25 | 東急目黒線 | Comments(0)

夏の奥沢

 けだるく暑い日の午後、奥沢の車庫を通りかかった。

 輻輳した線路が西日で熱せられ、余計に暑く感じられた。
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 西日を背にした休憩中の電車の車体も、熱せられていただろう。


 そんな光景を見たときふと、子供の頃に見たこの場所の風景を思い出した。

 さまざまな顔形をした緑色の電車が所狭しと並んでいた、懐かしい風景である。

 いつかこの夏の奥沢の風景も、子供の頃に見た風景のように懐かしく思い出されるときが来るだろうか。


東急
3000系・5080系電車 東急目黒線奥沢駅にて 2015.7.12
by railwaylife | 2015-08-14 13:00 | 東急目黒線 | Comments(0)

桜3000系2015

 東急3000系という車両は、残念ながらどんなときでも「ついでに見る車両」になってしまう。

 決して思い入れのない車両ではないのだけれど、私の中ではなかなか主役にできない車両である。

 でも、そんな3000系を、この2015年の春もしかと花越しに見届けた。
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 ひと春のうちに花越しに見ることのできる車両はごく限られている。

 そんな一握りの車両の中に、この3000系はしっかりと入った。

 そのことを、しっかりと思い出にとどめておきたい。


東急
3000系電車(3101F) 東急目黒線多摩川駅~新丸子駅にて 2015.3.30
by railwaylife | 2015-06-06 13:00 | 東急目黒線 | Comments(0)

富士より桜

 桜の花が咲くくらいの季節になれば、空も春めいて濁ってくる。

 冬の空気が澄んだ晴れの日には富士山がくっきりと見えるこの場所も、すっかり見通しが利かなくなってしまった。
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 だから、視線は自然と足元の花の方へと向かっていく。


東京メトロ
9000系電車 東急目黒線多摩川駅~新丸子駅にて 2015.3.30
by railwaylife | 2015-06-02 23:20 | 東急目黒線 | Comments(0)

鳥と電車

 多摩川のほとりをウロウロしているうち夢中になって見ていたのは、中洲近くにいる水鳥であった。

 水量の多い日で中洲は狭かったけれど、わずかな草が生えていた。その叢あたりに佇む水鳥を、カメラでずっと追っていた。

 ちょうど背後に東横線・目黒線の多摩川橋梁があったので、そこを電車が通るタイミングで水鳥を撮ろうとした。

 だが、水鳥の動きは気ままで、なかなかこちらの思うようには動いてくれなかった。川面を行ったり来たりして落ち着かない。いいところで立ち止まったかと思うと顔がこちらに向かって縦になっていたりする。それではあまり絵にならない。

 それで、横を向いてくれ、とか、もうちょっとこっちへ来てくれ、とか、心の中でずっと水鳥に呼びかけていた。

 そんな呼びかけを嘲うかのように水鳥はまたまったく別の行動をするので、いったい彼らは何をしているのだろうかと不思議になってきた。いや、きっと食物を得るのに必死だったのだろう。

 考えてみれば、水鳥の動きに一喜一憂しながら、カメラを上げたり下ろしたりしながら川原に佇んでいる私の行動の方が、端から見ればよっぽど不思議であったかもしれない。
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1枚目 東急5080系電車 東急目黒線多摩川駅~新丸子駅にて 2014.10.4
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枚目 東京メトロ9000系電車 東急目黒線多摩川駅~新丸子駅にて 2014.10.4
by railwaylife | 2015-04-11 08:55 | 東急目黒線 | Comments(0)

たそがれの川

 夕暮れ後の川原の風景で一際目に付いたのは、わずかに残る夕染め色を映した川面であった。

 それで、鈍く光るその川面にカメラを向けていると、さらに目を引くものがあった。

 多摩川橋梁を渡る、古い世代の電車である。

 最新世代の電車は、窓ガラスに加工がしてある所為か、車内の灯りがあまり外に漏れない。だからたそがれ時になると早くも電車全体が闇に溶け込もうとしていてまるで風情がない。

 それに対して少し前の世代の電車は、窓ガラスに加工がない所為か、車内の灯りが煌々としているのが外から良く見える。それで、たそがれ時にはずいぶんと目立つものである。

 また、その灯りの中に乗客の姿も浮かび上がるので、人が乗っている電車だということがよくわかる。どこか寂しいたそがれ時、そこに安心感がある。

 そんな古い世代の電車がわずかに光をたたえた川面を横切る、というさまを捉えてみた。
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 いつのまにか、川面よりも灯りの漏れる電車に夢中になっていた。


都営
6300形電車 東急目黒線多摩川駅~新丸子駅にて 2014.7.26
by railwaylife | 2014-10-10 23:30 | 東急目黒線 | Comments(0)

クチナシ越し

 七月の多摩川河川敷で主役となっていたのはクチナシの花であった。
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 白い花が点在しているのが、橋梁上の電車の車窓からも見えた。

 七月だからさすがに盛りは過ぎていたけれど、この多摩川の季節の移ろいを感じるには十分な咲き具合であった。


埼玉高速鉄道
2000系電車 東急目黒線多摩川駅~新丸子駅にて 2014.7.5
by railwaylife | 2014-09-05 23:45 | 東急目黒線 | Comments(0)