カテゴリ:生活( 72 )

生きた証を

 台風に地震と、今月に入ってから大きな災害が相次いでいる。

 今まで、こういうことがあると私は、しばらくブログの更新ができなくなってしまっていた。

 もちろんショックだということはある。特に今回の北海道の地震には大きな衝撃を受けた。

 少し前に書いたが、北海道は今や私にとってとても身近で、親しみのある土地になっている。出身地でもないし、それほど多く訪れたことがあるわけでもない。でも、彼の大地のことに年々詳しくなり、本当に身近に感じるようになっている。それだけに、今回の出来事はとてもつらいことである。

 そんなときに、私はこのブログで何を発信できるだろう。何ができるだろうか。そう考えると、何も更新できなくなってしまう。

 だが、いずれ気付くことになる。それは、何か特別なことができるわけではないということである。どんなときでも、普段通り更新を続けていくことが、私がこのブログでできることに他ならない。それ以上も、それ以下もない。

 そう思って今は、ブログの更新を続けていきたいと考えている。



 それともう一つ、今回の災害を受けて考えたことがある。

 もはや今は、いつどこでどんな災害に遭うかわからない時代である。

 もし自分が災害に遭い、命を落とすようなことがあったとしたら、その瞬間にさまざまな後悔が生じることだろう。その中にきっと「もっとブログを更新したかった」という後悔もあるに違いない。

 それを考えると、ブログの更新に間を空けている暇などない、という気がしてくる。やがて来るその日までの間に、可能な限り更新を続けてゆくことだ。

 もちろん、日常のせわしなさはある。だが、それを理由にブログをかまけてしまうのは、災害を気にして更新ができなくなること以上にもったいないことだ、と思う。だから今まで以上に多くの更新をしていきたい。

 そもそもこのブログは、私にとって自分を表現する手段である。たとえネットの片隅に漂っていたとしても、私には大事な大事なツールである。そのツールを使って私は自分を表現し、少しでも多くの「生きた証」を残しておきたい。

 今はそんな覚悟を持っている。
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by railwaylife | 2018-09-09 23:00 | 生活 | Comments(0)

八月の空

 八月になった。

 八月と言えば、真っ青な空にモクモクとした入道雲というイメージがある。しかし、昨年の八月はそういう空がほとんど見られなかった気がする。

 まるで雨季のように、ムシムシとして曇り、驟雨がサーッと降ってくる。そういう日ばかりだった憶えがある。もう、八月らしい空はずっとやって来ないのではないか。そんな気さえした。

 今年の八月は、八月らしい空が見られるだろうか。そして、そんな空を列車の車窓に眺めたり、そんな空の下を往く列車の姿を見送ったりすることができるだろうか。

 そういう機会が少しでもあるようにと、この八月の初めに願っておきたい。
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by railwaylife | 2018-08-01 23:50 | 生活 | Comments(0)

新春の空2018

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 年が改まるといつも思うことだが、新春の空が清々しく見えるのは、冬型の気圧配置が強まるからとか都内の車が少なくなり排ガスが少なくなるからとか、そういう科学的な根拠だけでなく、その空を眺めている自分の心が清々しい所為もあるのだろう。いくつになっても、新しい年になればまた新たな気持ちで生きていこうと心を一度まっさらにするものである。

 そんな新春の清々しさをなるべく忘れずに、今年一年を過ごしていきたい。


東急
6000系電車 東急大井町線上野毛駅~二子玉川駅にて 2018.1.2



 ところで、昨年暮れの記事で私は、このブログの在り方に疑問を感じていると書いていた。今までのように、一つ一つの話題を丁寧に扱っていくやり方に難しさを感じていたからである。

 実はそれともう一つ、最近難しさを感じていることがある。それは、話題を時系列に順序正しくきちんと載せていくことである。

 日々新しい記事を積み重ねていくブログは、どうしても継ぎはぎだらけのものになってしまいがちである。それでも、ブログ全体が一つの物語のようになればいいなと思っていたこともあった。以前の記事の続編が載せられたり、だいぶ前の記事が新しい記事の伏線になっていたりしたら面白いなあと考えていた。そのためには話題を時系列に載せていくことが必須だと思っていた。でもそれも、日常のわずかな隙間でやっていくにはいろいろと難しさがあった。

 だったら、どうしても時系列に話題を掲載していかなくてもいいんじゃないかなと今は思っている。一つのテーマについて、記事を連続して載せていかなくてもいい。掲載順序が時系列的に前後してもいい。突然、別の話題の記事を載せてみたっていい。その日思い付いた話題を何の気なしに載せたらいい。そんなふうに考えている。

 そうやって、今年はもっと自由にブログを楽しんでいったらいいと思っている。

by railwaylife | 2018-01-02 22:40 | 生活 | Comments(0)

2017年総括

 この2017年は、このブログの在り方について疑問を感じた年であった。

 これまで私は、一つのテーマについてなるべく丁寧に扱ってきた。それは決して無理にやってきたことではなく、それが私らしさだと思ってきた。

  だが、丁寧に扱っていくには何しろ時間がかかる。それで、日常が忙しくなってくると、それを続けるのが大変になってきた。もちろん、話題の鮮度や即時性は求めず、自分のペースでやっていけばいいと思っていたが、それにしてもだんだんきつくなってきた。

 それでもう、丁寧にやっていくのは無理かなあという気がしてきた。

 そうなると、自分が載せたいと思った話題の中から取捨選択し、ダイジェスト的にいいところだけを載せていくことになる。いわば「いいとこ取り」である。

 考えてみれば、情報に満ちあふれている今の世の中は、何でも「いいとこ取り」である。面倒なプロセスは極力省略され、結果の「美味しいところ」だけが即時に求められる。人々はそうやって、世にあふれる情報に対応していっている。今年の流行語大賞にも選ばれた「インスタ映え」というのも、ある意味「いいとこ取り」であり、今の世相を色濃く反映した現象だと言える。

 そう考えると、このブログも「いいとこ取り」をしていかないといけないのかなと思うようになった。でもそれで本当にいいのだろうか、という気持ちもあった。そんな迷いの中で、ここ数ヵ月は記事の更新を続けてきた。

 そしてこの年末を迎えても、未だ答えは出ていない。だから来年も、迷いながらブログを続けていくのかなと思っている。

 でも、大事なことは自分がいかに楽しむか、である。別に「いいとこ取り」じゃなくていい。常に「写真映え」する記事を載せなくたっていい。自分がやっていて楽しいと思うことが何よりだ。そうすればきっと、世の中の他の誰かもこのブログを楽しんでくれるだろう。

 そのことを常に想いながら、来年もこのブログを続けていきたい。
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by railwaylife | 2017-12-30 23:50 | 生活 | Comments(0)

夏らしからぬ夏から秋らしい秋へ

 私がこのブログで春の記録の掲載に夢中になっているうち、夏は終わった。

 その今年の夏は、異様であった。

 何しろ雨が多かった。私の住む東京地方では、八月に入ってから21日間も連続で降雨が観測されたという。その所為で気温が低く、東京で八月中に日中の気温が35℃以上になる猛暑日が観測されたのはたったの一日だった。そして、八月中に日照時間が10時間以上になった日もなかったという。本当に、夏らしくない天気であった。毎日のように、空が雲に覆われていた。

 そんな今年の夏を象徴するような風景がこれである。
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 ただ、過ごしやすい夏であったことは確かである。ここ数年の酷暑に悩まされた夏を考えると、実に楽に過ごすことができた。でも、西日本では例年通りの猛暑が続いていたようだから、東京でこの夏をずっと過ごした私は何かズルをしたような気分で、申し訳なさもある。

 さて、これから始まる秋は、どんな天気になるのだろうか。

 近年の秋は、徐々に気温が下がっていくのではなく、あるとき急にガクッと冷え込んだりすることがある。そんなときは体調を崩しやすいので気を付けなければならないが、そんな中でも秋らしいと感じられる日が多くあればいいなあと思っている。

 そして、秋の風景を多く得られるようでありたいと、いま願っている。

by railwaylife | 2017-09-06 23:30 | 生活 | Comments(0)

春から夏へ

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 早春の風景などをだらだらと載せているうちに現実の暦は五月となり、今日五月五日はもう立夏である。季節は春から夏へと移ろってゆく。世界はいま、青と緑に彩られていく。

 ついこないだまで寒さを気にしていたというのに、これからは暑さに気をかけなければならない。だが、身も心も、まだその準備ができていない。慌ただしく過ぎ去って行った春を、十分に感じられていないからかもしれない。

 そこでこれからこのブログに、じっくりと春の風景を掲載していこうと考えている。

 そうやって春の風景を振り返りながら、来たるべき夏に備えていきたい。

by railwaylife | 2017-05-05 23:55 | 生活 | Comments(0)

季節を少し戻して

 忙しくしているうちに少し間があいてしまったが、このところずっと、十年前、二十年前、三十年前といった、過去を振り返る記事を載せてきた。

 そういう話題がいろいろと載せられるほど、今年の春は節目のときであったと言えるのだろうが、その分最近の話題を掲載することができないでいた。

 最近のネタが切れたというわけではなかったのだが、この年度替わりの時期はどうも慌ただしく、記事の更新をじっくり腰を据えてやるというわけにはいかなかった。それで、過去の話題でちょっとお茶を濁していたようなところもある。

 でも、ようやく少し落ち着いてきたので、最近の話題を載せていこうかと考えている。

 そのためにまず、ブログ上の季節を現実から少し戻すこととしたい。
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by railwaylife | 2017-04-20 23:50 | 生活 | Comments(0)

早春に

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 先月から掲載していた「歳末風景2016」が大晦日の話題までたどり着いてから、記事の更新の間隔がだいぶあいてしまった。

 歳末の話題をすべて載せ切り、気が抜けたというわけではないのだが、いろいろ忙しくしている間にずいぶん時間が経ってしまった。ようやく再開できそうだが、気が付けば2月ももう半分である。まだまだ寒いが、季節はすっかり早春である。

 そんな時季に合った話題を載せられれば良いのだろうけど、なかなかそれは難しい。そこでまずは、今年に入ってからの話題をぽつぽつと載せていこうかなと考えている。

by railwaylife | 2017-02-14 23:30 | 生活 | Comments(0)

あと一万回の晩酌

 今月になってから「来年はこうありたい」「今後はこれをやりたい」なんていう想いをあれこれ記事に書いてきた。

 年の暮れになると、どうしてもそういう想いがたくさん湧いてくるものだが、今になってみるとずいぶん欲張ったものだという気もする。しかし、自分の想いを形に表すことは悪いことではないと思う。その方が意外と叶ったりするものである。

 というわけで、最後にもう一つ、今後に向けた想いを綴り、この2016年の記事を締めることとする。



 私はお酒を飲むが、それほど頻繁に飲むわけではない。

 もちろん、飲み会に参加すればそこそこ飲むし、外食をすればお酒を付けることも多い。

 ただ、普段は週に一度晩酌をするかしないかである。それも350ml缶の発泡酒一本くらいである。毎晩飲みたいとは思わない。

 ただ、できれば毎晩ブログの記事を更新したいとは思っている。

 更新すると言っても、すでに用意してある写真を加工し、日常の隙間に書いた文章を推敲し、それを投稿画面からアップするだけである。その作業は、ほんのわずかな時間だ。でも、たとえどんなにヘタクソな写真であっても、たとえどんなに稚拙な文章であったとしても、それが記事という形になって完成すると、ちょっとした充実感があるものだ。

 もしかしたらそれは、自分にとっては晩酌と同じものなのかもしれないと思う。



 ところで先日、小・中学校で同級生だった友人が家に遊びに来てくれた。

 彼は仕事柄お酒をよく飲む。晩酌も毎日しているそうだ。そういう友人と飲むときは、私もけっこう杯を重ねたりするものである。

 飲みながら、自分たちはこれから先あとどのくらい生き長らえるか、という話になった。

 われわれの世代は、八十代まで生きるのは無理だろうから、せいぜい七十代だろうという結論になった。そうすると、人生はあと三十年ばかりということになる。三十年ということは、日で言うと一万日くらいだと友人は言った。そう考えると、二人とも何となく寂しくなってしまった。

 「ああ、晩酌もあと一万回しかできないのか」

と、彼は嘆いた。

 私も、毎晩一つずつブログの記事を更新できたとしても、あと一万回しか記事をアップできないことになる。もちろん一生ブログが続けられたとしての話である。いつまで続けられるかわからないし、毎晩記事をアップする余裕があるわけではない。

 でも、だからこそ、ひとつひとつの記事を、大切に楽しみながら掲載していきたいと改めて思った。



 来年も、晩酌を楽しむように、毎晩の記事の更新を続けていけるようでありたいと、いま願っている。

 もちろん、毎日必ず記事を更新しなければならないというものではない。

 楽しめるときに、楽しめれば良い。
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by railwaylife | 2016-12-31 01:00 | 生活 | Comments(0)

随筆の季節感

 先日、ある広報誌に載っていた有名小説家のエッセイを何気なく読んだら、その冒頭に、日本の随筆というのは季節に合わせた話題を扱うところに趣があるのだということが書かれていた。そしてそのエッセイには、もう秋なのに夏の話題を扱うことへの断り書きがわざわざ記されていた。

 なるほどなあと思いつつ、自分をちょっと恥じた。

 このブログでは、季節が遅れ放題だからである。

 もちろんそれは、あえてそうしていることではある。せわしない日常の片手間にやっていることだから、季節に即した話題を載せよう、なるべく鮮度のある話題を載せようなどと考えているとだんだんつらくなってくる。それよりも、自分のペースで好きな時に好きな話題を載せていく方が良い。いつからかそんなふうに考えるようになった。

 とは言え、もし時間が許されるなら、季節に即した話題を載せていきたい。随筆が季節感を重んじるように、このブログに掲載する話題も季節感を大事にできるようでありたい。

 いつかそういうふうにできる日が来るだろうか。
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by railwaylife | 2016-12-17 23:50 | 生活 | Comments(0)