目黒線変遷

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 東急目黒線が目黒線という名前になったのは、わずか七年前のことである。その前は目蒲線という名前で、目黒駅と蒲田駅を結ぶローカルな路線であった。それが地下鉄南北線・三田線の延伸開業を機に地下鉄と相互乗り入れを行うようになり、東横線の複々線化事業ともあいまって、目黒駅と武蔵小杉駅を結ぶ路線となった。

 写真は目黒線となる直前の目蒲線電車である。ちょうど過渡期で、奥沢駅の電留線にはすでに新鋭3000系の姿も見えるが、このときまで目蒲線には、四両編成のくたびれた電車がのんびりと走っていた。特に洗足駅から不動前駅までは地下化の工事真っ最中であり、雑然とした工事区間をゆるゆると走るのが目蒲線らしかったものである。

 そんな路線が、都心を南北に貫く二路線とつながった。七年前、直通運転開始の当日、私は三田線から目黒線直通の武蔵小杉行き電車に乗った。三田駅から新線区間に入り、白金高輪駅、白金台駅、目黒駅を経て、電車が目黒線の地上区間に出たときは、えらく感動したものである。そして田園調布駅付近で、東横線の電車と南北線や三田線の電車が並走するのを目の当たりにしたときは、信じがたい光景だと思った。

 そんな並走風景も今ではすっかり見慣れ、目黒線には急行まで走り始めた。不動前駅から洗足駅までの間も地下化され、電車は高速で地下区間を突っ走っている。目黒線に乗り入れてくる三田線の電車は地下鉄では東京最北端の西高島平駅まで、南北線の電車は埼玉高速鉄道に乗り入れて埼玉県さいたま市の浦和美園駅まで直通している。神奈川県川崎市にある武蔵小杉駅から、東京都を挟んで一都三県を走破する電車の走る路線だ。そして来年には日吉駅まで延伸される予定である。目黒線は大発展した。

 そんな目黒線を今、私はまた新たな気持ちで見つめ直している。
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1・2・3枚目 東急目蒲線奥沢駅 2000.7.21
4・5枚目   東急目黒線奥沢駅 2007.10.5



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by railwaylife | 2007-10-06 23:31 | 東急目黒線 | Comments(0)
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