ブログ十四年

 今日2020年7月1日で、このブログを開設して十四年が経った。

 この2020年は、あらゆることの価値観が変わった年と言っても過言ではないが、このブログの在り方も変わってきた。

 それは、今年の4月に緊急事態宣言による外出自粛要請が出されたことに起因している。

 外出自粛要請が出されたとき、多くの鉄道ファンが列車を撮影することもできなくなってしまったため、世にある鉄道ブログはみな、過去に撮った写真を記事の話題にするようになった。そんな動きを見て私も、もう一度自分が過去に撮った写真を見返し、それをブログの話題にしてみようと思った。

 もともとこのブログは話題の鮮度とかレア度を競うものではなく、自分のペースで自分の好きな話題をじっくりと記事に載せていくことにしていた。だから普段から過去の話題を扱ってはいたのだが、多くは数年前までの同じ季節に撮った写真を記事にしたものであった。でも、それよりも以前に撮った写真ももう一度見直し、子供の頃に撮ったものも含め、もっと昔の話題を積極的に載せていこうと思った。外出することができなくなったおかげで、そういうものを整理する時間もできた。

 その整理を通して私は、自分の人生をいろいろと振り返ることにもなった。それは、写真のみならず、その写真を撮った当時に書いた文章やメモ、そして当時集めた資料なども見返していたからだと思う。そしてそれらを整理し、自身の昔の思い出としてブログの記事を載せていった。

 そんな作業を通して、このブログは、鉄道を中心に据え私の人生を記録し表現していく場なのだということに改めて気付いた。今さらながらに、この「レィルウェイライフ」というブログのタイトルは我ながらうまいこと言ったものだと思った。

 そういうブログなのだから、記事の内容が新しいとか古いということをいちいち気にしなくていい、相変わらず話題の鮮度やレア度も意識しなくていいんだと思った。

 実は、ブログの在り方についてはずいぶん悩んだ時期もあった。そもそもブログとはウェブログの略であり、ウェブ上にある日記のことである。そして、日記とはその日にあった出来事を書き記すものである。

 だから、やはりブログは話題の鮮度が大事で、その日にあった出来事をその日の記事にしないといけないのではないかと考えたこともあった。だが、それはやはり苦しいことであった。せっかく自分が好きで続けていることなのだから自分のペースで好きにやろうと思った。それで今のスタイルに行き着いたのだが、そこは今後も変わらないと思う。ただ、扱う話題の幅をもっと広げて構わないということである。

 昨日のことでも、先週のことでも、一年前のことでも、四年前のことでも、十年前のことでも、三十年前のことでも、その話題を今日の記事にして載せようと私が思ったことがその日にあった出来事である。それが、このブログの説明書きにある「日々の鉄道への「想い」を書き綴る日記」の意味である。そんなふうに考えて、これからもこのブログを続けていきたい。



 ところで、こういう「ブログ何年」という記事は今までに毎回ではないものの何度も書いていて、そのたびに「何年」という数字に因んだ写真を載せてきた。そこでこの記事にも十四に因んだ写真を載せようと考えたのだが、十四と言って真っ先に思い浮かんだのは14系寝台客車であった。

 私が子供の頃から憧れ続け、今から十年前に引退するまで何度も何度も乗った車両である。

 その14系寝台客車の思い出を一つ、このブログ十四年の記念に載せておくこととする。

 私が最後に寝台特急「はやぶさ」に乗車したときの思い出である。
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by railwaylife | 2020-07-01 00:15 | 生活 | Comments(0)
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