花を想う

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 柳瀬川橋梁の周囲の桜並木は早春でまだ枝だけであったが、蕾が膨らみ、ちょっと桜色がかっているように見えた。

 そんな桜の木の様子を見ていると、やはりここに花の咲くときのことを思わずにはいられなかった。

 花が咲いたらどんなだろう。花越しに電車が往く風景はどんなにか良いだろう。

 だが、花の命は短い。花咲く時期に、ちょっと遠くのここへうまいこと来られるとは思えない。

 それでもいつか、ここで花越しに往く電車を眺めてみたい。

 その想いを残して、この場所を去った。


東武
30000系電車 東武東上線柳瀬川駅~みずほ台駅にて 2017.2.18
by railwaylife | 2017-05-04 12:00 | 東武 | Comments(0)
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