パノラマライナーサザンクロス

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 今から三十年前の国鉄末期、九州に登場した「パノラマライナーサザンクロス」である。

 九州から南十字星が見えるのかどうかは知らないが、南国のイメージのある愛称である。真っ赤な車体も、南国の太陽を想わせる。
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 このような専用のディーゼル機関車のほかに、電気機関車の専用機もあったはずである。ED76形だっただろうか。

 当時はこうした「ジョイフルトレイン」と呼ばれる特別な車両が全国各地に存在し、臨時列車や団体専用列車として頻繁に走り回っていた。九州にも、この「サザンクロス」のほかに、お座敷列車や、気動車の「ジョイフルトレイン」があったように記憶している。

 だが、JRになって三十年が経った今、この「ジョイフルトレイン」と呼ばれるような車両の系譜は全国的に見ても細々としか残っていない。特に、機関車の牽引する客車列車がほとんどなくなってしまったのは寂しい限りである。

 でも、現在の九州には「D&S列車」と銘打った、別の形での特別な列車がさまざまに走っている。

 そんな列車で旅してみるのも良いかなと思いながら、九州の鉄道への憧れを今も抱き続けている。

 今日はちょうど、私が初めて九州を訪れてから三十年経った日である。


「パノラマライナーサザンクロス」 鹿児島本線熊本駅にて
1987.3.27
by railwaylife | 2017-03-27 23:05 | JR九州 | Comments(0)
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