ブログ十年

 今日、2016年7月1日、私がブログを始めてからからちょうど十年経った。

 十周年を迎えた今、嬉しいとかめでたいという気持ちよりも、まだブログが続けられているというありがたさを一番に感じている。

 正直言うと、今年の初めの頃にもうブログをやめてしまおうかと思っていたこともあった。忙しくて記事の更新がままならなかったからである。多忙な日々の中、限られた時間をこのブログにかけるだけの意味があるのかと思った。

 でも、仮にこのブログをやめたとしても、時間ができるわけではない気がした。今までブログにかけていた微細な時間は、あっという間に日常の野暮用に食い潰されることだろう。そんな気がした。

 それに、たとえわずかであっても、思い通りに更新できなくても、このブログにかける時間は貴重だと思った。

 そもそもこのブログは、誰かに頼まれて始めたものではない。義務でもない。自分でやろうと思って続けているものである。それは、自分の世界である。

 さまざまなしがらみの中で生きている世の中に、自分の思い通りにいく時間や場所はほとんどない。でも、このブログの中の世界は、私の思うままだ。その世界にいられる時間がごく限られているとはいえ、自分の思い通りにできる空間である。そんな場所を、これからも大切にしていきたい。

 そしてその場所では、別に背伸びをしなくていいと思っている。格別に巧い写真を載せなくていい。上手いこと書いた文章を載せなくたっていい。ただ、ネットに発信している以上、それを見たり読んだりした誰か一人でも二人でも楽しんでくれたらいいなとは思っている。その想いで、自分の写真や文章が少しずつ良くなっていっているんじゃないかという気はしている。

 また、このブログを通じて何人かの方と知り合うことができたのは、本当にありがたいことであった。それから、今まで熱心にコメントをくださった皆さんにも心から感謝したいと思う。

 これからも、なかなか思い通りにはいかないだろうけど、自分のペースでのんびりと続けられたらいいなと思っている。

 ただ、せっかくだから十周年を記念するようなことを何かしたいなとは考えている。

 ひとつは、それにふさわしい特集記事を掲載することである。今まで溜め込んでいてなかなか掲載できなかったものをこの機に載せたい。

 それともうひとつは、十周年にかこつけた自分へのご褒美である。私にとってご褒美といえばやはり、どこかへ思うままま旅することである。そしてその旅のことを、このブログにもいつか掲載できたらいいなと思っている。

 もちろんそれらは、すぐにできなくてもいい。自分のペースで、楽しんだら良いことである。



 ところで、今までのブログ何周年という記事には、その数字にちなんだ写真を載せてきた。

 そこで十周年の「10」という数字にちなむ写真を何にするか考えたとき、一番最初に思い付いたのは、この東京駅の10番線であった。
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 今は上野東京ラインの「途中駅」のホームに過ぎないが、かつてはここが九州行き寝台特急の始発ホームであった。

 その九州行き寝台特急で旅立ったことは、この十年の間でも特別に大切な思い出である。

by railwaylife | 2016-07-01 07:30 | その他 | Comments(2)
Commented by 碑文谷太郎 at 2016-07-03 08:11 x
10周年おめでとうございます。

一つのことを10年間継続するというのは、中々できるものではないことと思います。素晴らしいことではないでしょうか。

レィルウェイライフ様のブログを拝読させて頂くと、ご自身の伝えたいことや感じられたことがとてもうまく文章にまとめられていて、いつも驚かされます。

私は、時々コメントさせて頂いておりましたが、まるで子供の作文のようでお恥ずかしいかぎりです。
しかし、それも私らしさかなと開き直って、これからも自分のペースでコメントさせて頂けたらと思っております。

これからも楽しみにしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


Commented by railwaylife at 2016-07-03 22:16
碑文谷太郎さま、こんばんは。
十周年の記事にコメントをいただき、誠にありがとうございます。

このブログについては「記事を更新しなければならない」という義務感を持つことなく、楽しむことを常に心がけています。それが長く続けられている理由かもしれません。

文章については、なるべくわかりやすく伝えられればいいなと思っております。でも、時々うまく伝えられているか不安になることもあるので、碑文谷太郎さまのコメントを拝読して安心しました。

コメントをいただけることは、とても嬉しいことです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

私も、楽しみながら続けていきたいと思っております。
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