京王線の仙川駅とつつじヶ丘駅の間は、京王線にとって重要な転換点である。
何故かと言えば、国分寺崖線を横切るからである。地形が急激に変化し、一気に下る場所だ。
しかし京王線の線路は、すでに仙川駅の前から切り通しになってそのまま崖線を横切り、崖線の下では写真のように盛土の上を往くようになっている。それで、線路の高低差は地形ほどはない。
だから、この区間に乗っていてもあまり「崖線感」がないものである。
そこで、つつじヶ丘駅から仙川駅まで歩き、自分の足で崖線を実感してみた。
住宅街の中にある高低差は想像以上にきついものだったが、途中にある実篤公園に寄ったりしながら「崖線感」をしっかりと楽しむことができた。
おかげで、電車に乗っても前よりは「崖線感」を得られるようになった。
京王
7000系電車 京王線仙川駅~つつじヶ丘駅にて 2014.10.24