東上線の風景を見て回った日、結局熱心に追いかけたのは東急5050系の「黄色い電車」であった。
やはり、身近にある電車がちょっと遠くの見知らぬ風景の中を走っているということが、何とも面白いものであった。
そんな「黄色い電車」の風景を見送ったところで、今回は東上線沿線を後にすることとなった。
いま思えば、この電車に乗って帰れば良かったなという気もする。
結局、往きと同様、小竹向原駅で乗り換え東横線まで戻った。
小竹向原駅から乗ったのは急行電車だったので、渋谷駅まではあっという間に感じられた。それで、東武線も西武線も、思っていたより近い気がした。実際に乗りに行ったことで、感覚的にも距離が縮まったということもあるのだろう。
東急
5050系電車(4110F) 東武東上線和光市駅~朝霞駅にて 2015.5.31