異形式併結

 この春のダイヤ改正から、湘南新宿ラインにはE231系+E233系という、異形式併結の編成が走っている。

 JR西日本やJR東海の電車では異形式の車両が併結されることは珍しくないのかもしれないが、JR東日本の電車では今までなかなかないことであった。

 それで、最初にこの異形式併結の編成を目にしたときにはかなりの違和感があった。また、せっかく15両という長い編成なのに、それが異なる形式の車両で構成されることで、いわゆる「編成美」が崩れるのではないかという懸念もあった。

 ただ、E231系とE233系は正面の顔立ちを除いてはさほど相違があるわけではないので、懸念するほど「編成美」が崩れているわけではない。

 それに最近は、異形式同士が併結されているさまを目にするのが楽しくなってきた。山手線に乗っていて車窓に湘南新宿ラインの電車が見えてきたときなどには、異形式同士が併結されているかどうか、必ずチェックするようになった。

 そうしているうちに、こうして同一形式だけで編成されている電車を目にしたときには、かえってがっかりするようになってしまった。
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JR東日本E231系電車 山手貨物線渋谷駅~新宿駅にて 2015.6.7
by railwaylife | 2015-07-04 22:30 | 湘南新宿ライン | Comments(0)
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