京王線高架予定区間の中で、最も新宿寄りにある駅が代田橋駅である。
この代田橋の「代田」は、古代の伝説の巨人「ダイダラボッチ」に由来するとも言われている。
それで、駅名になっている代田橋はダイダラボッチがあっという間に架けた橋だという説もあるが、実際には江戸時代に作られた玉川上水が甲州街道を渡るところに架けられた橋であった。駅のすぐ北側にあたる。
その代田橋は、玉川上水の流れが変わったこともあり今はない。また、甲州街道と交差する部分の流れは、今はもう見ることができない。
ただ、京王線と交差する部分の玉川上水は今も開渠となっていて、水の流れを見ることができる。代田橋駅ホームの新宿寄りである。
だから、現代の代田橋はこの京王線のホームだと言えるかもしれない。
京王線代田橋駅にて
2014.10.24