幕車を狙え

 今年3月の地下鉄副都心線との直通運転開始を前に東横線を追われた東急9000系電車は、いまや全編成が大井町線に集結し、大井町線の主力として君臨している。

 昔から9000系に格別の思い入れを持ってきた私としては、大井町線に行けばこの車両が嫌と言うほど見られるので、嬉しい限りである。

 ただ、一口に9000系と言っても、編成によっていろいろ違いがある。

 中でも大きな違いは、行先・種別・運行番号の表示方法が異なることである。東横線時代のまま旧来の幕式で表示している編成もあれば、最新のフルカラーLED表示器に取り替えられている編成もある。

 フルカラーLED表示器になった編成はグレードアップしたみたいで頼もしく見える。だが、問題が一つある。

 それは、LEDの表示器を撮影すると、表示されている文字が切れて写ってしまいやすいということである。それで、撮影のときにはシャッタースピードの値を低く抑えLEDの文字が切れないようにと気を遣わなければならない。

 その点、従来の幕式の表示器を備えた車両を撮るときにはそういう気遣いは不要で、シャッタースピードを速くして撮っても問題はない。それに、東横線時代と同じ表示器を掲げていることで、より一層親しみを持てるものである。

 ただ、だからと言って選り好みして「幕式の車両しか撮らないぞ」なんて言うのもつまらない。大井町線の9000系は、嫌と言うほど見られるところに楽しさがある。

 とは言え、幕式の車両が今日はどの運用に就いているかと調べてみたり、幕式の車両だったらどこでどうやって撮ろうかと考えを巡らすのもまたけっこう楽しいことだったりする。
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1枚目
東急
9000系電車(9014F) 東急大井町線尾山台駅~等々力駅にて 2013.11.3
2
枚目
東急
9000系電車(9015F) 東急大井町線等々力駅~上野毛駅にて 2013.11.3
by railwaylife | 2013-11-30 23:50 | 東急9000系 | Comments(0)
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