乗り初め2013

 新しい年になれば、どんなことでもその最初を意識するものだ。

 だから、2013年になって初めて鉄道を利用するときも、どんな車両に乗ることになるかとちょっとわくわくしたものであった。

 その最初の機会は、新年二日目にやって来た。

 自宅の最寄り駅からとなりの駅までちょっと買い物に行くのに、東急東横線を利用した。

 そのときやって来たのが、偶然にも東京メトロ10000系であった。

 3月からの地下鉄副都心線との直通運転開始に備えて先行運転をしている10000系は毎日運用が決まっているが、この日は特に運用など調べずふらっと出かけた。そこへ10000系が来たものだから、ちょっと驚いた。いよいよ副都心線との直通運転が開始され、日常の風景が大きく変わるこの2013年を象徴するような10000系の登場であった。

 そんなことを考えながら電車に揺られるうち、ふとあることに思いが至った。

 それは、今は一編成だけでこうやって珍しがっている10000系も、3月以降は何編成もが東横線に乗り入れて、日常の中でごくあたりまえに乗るようになるということである。

 だから、そんなに驚いたり珍しがったりしなくてもいいんじゃないか、という気がしてきた。2013年に何度も乗ることになる10000系の、そのほんの最初の乗車に過ぎないからである。

 そう思いながらも、この2013年の「乗り初め」をしっかりと心に刻み、その短い乗車を終えた。
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東京メトロ
10000系電車(10105F) 東急東横線自由が丘駅にて 2013.1.2
by railwaylife | 2013-01-07 21:40 | 東京メトロ | Comments(0)
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