すっぴん

 東急池上線が今年開業90周年を迎えるということで、先月からキャンペーンが行われている。

 その一環として、同線を走る7700系のうち一編成が「7700系クラシックスタイル」と銘打たれ、7000系としてデビューした当時の雰囲気をもつ外装に変更された。車体正面の赤いラインが撤去され、銀色のステンレス一色となった格好だ。

 私が子供の頃に見ていた昔ながらの容姿なので、そんな「7700系クラシックスタイル」をちょっと見てみたいなという気持ちもあったが、しばらくその格好で走るようだったので、急いで見に行くこともないなと思っていた。

 だが、八重桜に釣られて五反田へ池上線を見に行ったとき、偶然にもその「7700系クラシックスタイル」を目にすることになった。
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 文字通り「クラシックスタイル」で、幼い頃目にしていた姿であるだけに、懐かしいなあという気がするのではないかと思ったが、実際その顔を見てみると何か違和感があった。赤いラインが入った容貌にすっかり見慣れている所為だろう。だから、7700系の「すっぴん顔」みたいな印象があった。

 ただ、よくよくその顔を見てみると、帯をしていた跡が日焼けした人の水着の跡みたいにうっすらと残っていた。それがちょっとおかしかったので、こうして遠目から見るだけにしておいた。アップで捉えたら、水着の跡ならぬ帯の跡が目立ってしまっただろう。

 きっと、この姿のまましばらく走り続け雨風に晒されているうち、その帯の跡が消え、より「クラシックスタイル」らしくなるのではないかと思う。

 そうなったらまた、この車両をじっくり見に行ってみたいと思っている。


東急
7700系電車(7910F) 東急池上線五反田駅にて 2012.4.21
by railwaylife | 2012-05-17 22:50 | 東急7600・7700系 | Comments(0)
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