一度も乗ることなく小田急線から去ってしまいそうな20000形RSEであるが、その車両が小田急線を往く風景もこのブログにも遺しておきたい気がした。最近妙に気になる小田急線のことだからである。
そう思ったのなら、RSE「はこね」を追って小田原近くまで出向き、広い田園風景の中や、酒匂川あたりでこの車両の往く風景を見に行けばよさそうなものである。その方が「絵」になるからである。
でも、そこまでこの車両に執着することはできず、結局は手近なところで見送ることになった。
だから、都会を脱け出せていないRSEという図になってしまった。
でも、私にとって身近な小田急線の風景の中にも、RSE20000形という車両が在ったということを示すものにはなった。
そしてそんな風景が、実は一番大切なんじゃないかと思ったりした。
小田急
20000形電車 小田急小田原線参宮橋駅~代々木八幡駅にて 2012.1.22