日の長くなる季節

 冬に至る、と書く二十四節気の冬至を経て、いよいよ冬本番を迎えた。年が明けて寒の入りを迎えれば、さらに寒くなるのだろう。

 しかし、一年で一番昼間が短いともされる冬至を過ぎたいま、日一日、日の出から日の入りまでの時間は長くなりつつある。

 そして、調べてみて驚いたことに、東京の場合だと日の入り時刻は冬至のだいぶ前の今月初旬が一番早い16時28分で、それ以降次第に遅くなり始めている。例えば冬至の日12月22日の日の入り時刻は16時32分で、すでに四分も遅くなっている。

 寒さはこれからが本番であるが、日は長くなり、日の入り時刻も遅くなる。そこに、希望があるように思える。厳しい寒さが続く日々の中にも、暖かい春が想えるような、希望があるように思える。

 その希望を大切にしながら、これからも夕景を楽しみつつ、寒い冬を乗り越えていきたい。



 そんなふうに想う、冬至翌日の夕暮れであった。
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東急
5050系電車(5157F) 東急東横線学芸大学駅~都立大学駅にて 2011.12.23
by railwaylife | 2011-12-25 12:09 | 東急5000系列 | Comments(2)
Commented by mattiew at 2011-12-25 21:11 x
こんばんは。
冬至が過ぎましたね。
日の出はまだそんなに変わりませんが、
これからまた日の入りが少しずつ遅くなっていきますね。

年末となりぐっと寒くなってきました。
風邪などひかぬようお身体に気をつけてくださいね。
Commented by railwaylife at 2011-12-25 23:33
mattiewさま、こんばんは。
コメントありがとうございます。

そうですね、日の出時刻はあまりまだ早くならないのですが、日の入り時刻がだんだん遅くなるのは楽しみなことです。

調べてみたのですが、東京と静岡では日の入り時刻が7、8分も違うんですね。mattiewさまの方ではなおのこと日の入りは遅くなっていきますね。


お気遣いありがとうございます。せわしない年末ではありますが、健康には気を付けたいと思います。mattiewさまもどうぞよい年末をお過ごしくださいね。
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