あじさい列車2011第二十三章 あじさい大井町線

 私の言う「あじさい列車」の風景には、別にそんなにたくさんの花がなくてもいい。かの有名な登山鉄道の沿線みたいに、何千株とかいうあじさいが沿線になくてもいい。

 ただ一株であっても、線路際にあじさいがあって、それを列車がかすめていけばいい。そしてその列車が、日常よく目にするものでもあっていい。いや、日常の列車が花越しに現れ、その列車の風景に季節を実感できる方がむしろいいのかもしれない。

 そんな「あじさい列車」の風景が私には、とても、とても心地よく感じられる。



 このとき眺めた東急大井町線の「あじさい列車」も、私にはこの上なく嬉しく、ありがたく思えたものである。
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東急大井町線戸越公園駅~中延駅にて 2011.6.28

by railwaylife | 2011-07-13 23:54 | 東急 | Comments(0)
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