あじさい列車2011第三章 梅雨の晴れ間に

 以前に私は「あじさいの花は曇り空の下でこそ見るものだ」というようなことを書いていたと思う。それは、曇り空の方が花が活き活きとして見えるからという理由であった。また、日差しの強いよく晴れた日に見るあじさいは、何となく「くたっ」としているので、そういう表情を見るのがあまり好きではないということもあった。



 しかし、今の私は「あじさいの花は曇り空の下だけで見るべきではない」と思っている。というのは、この花のさまざまな表情の変化を可能な限り多く見たいと考えるようになったからである。

 その変化というのは、先日述べたような咲き具合による変化だけでなく、天候による変化も含めてのことである。



 だから私は、梅雨の晴れ間だった先週土曜日も、用事の合間に時間があったのをいいことに、嬉々としてあじさいを眺めに出かけた。

 そして、まだ白色の青あじさいが強い日差しに照り付けられるさまを見た。
あじさい列車2011第三章 梅雨の晴れ間に_f0113552_757307.jpg

あじさい列車2011第三章 梅雨の晴れ間に_f0113552_757511.jpg

あじさい列車2011第三章 梅雨の晴れ間に_f0113552_758929.jpg


 青色に色付き始めた花が、夏みたいな陽気の中で、表情を明るくしているのを見た。
あじさい列車2011第三章 梅雨の晴れ間に_f0113552_7583591.jpg

あじさい列車2011第三章 梅雨の晴れ間に_f0113552_7585881.jpg

あじさい列車2011第三章 梅雨の晴れ間に_f0113552_7591745.jpg



世田谷線300系電車
3枚目 東急世田谷線三軒茶屋駅~西太子堂駅にて 2011.6.4
6枚目 東急世田谷線宮の坂駅~山下駅にて 2011.6.4

by railwaylife | 2011-06-07 08:04 | 東急世田谷線 | Comments(0)
<< あじさい列車2011第四章 赤紫 Y152 >>