七年という歳月

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 先月の終わりだったか、みなとみらい線が開業して七年が経つと知ったとき、何だかひどくびっくりしてしまった。もうそんなに経ったのか、という驚きである。

 思えば、みなとみらい線が開業した2004年からこれまでの七年間、私の身の回りもずいぶんと大きく変化したように思う。その変化が起こった歳月は、今にして思えば長かったようであり、短かったようでもある。

 さて、七年も経てば、最初は珍しかった風景も、すっかり当たり前になる。東横線の電車の行先が「元町・中華街」を表示する風景も、この斬新な青いY500系が東横線を闊歩する風景も、いまは何の違和感もない。

 そうやって慣れ親しんできた東横線の風景に、来年はまた大きな変革が訪れようとしている。地下鉄副都心線との直通運転の開始である。直通運転が始まると、また見慣れない行先表示や、見慣れない電車が東横線を走るようになるのだろう。でも、そんな変化もまた、時が経てば当たり前の風景になり、この今目の前にある東横線の風景は、過去のものとして忘れ去られていくのだろう。


横浜高速鉄道
Y500系電車(Y514F)  東急東横線新丸子駅にて 2011.2.6
by railwaylife | 2011-02-27 12:11 | Y500系 | Comments(0)
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