枇杷の実列車

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 果物の枇杷というものは、都会の中に浸っているとほとんど見る機会がなくて、相模の海沿いの石橋で久しぶりに枇杷の実を目にした私は、思わず秋の柿の実を想起してしまった。そのとき私は、秋になったら今の「あじさい列車」シリーズみたいに「柿の実列車」シリーズができたらいいなとふと思った。柿の実もまた、列車の車窓を彩る風物詩の一つである。しかし、柿の木はあじさいと違って、なかなか都会の沿線にはない。ちょっと難しいかなと感じて、何となくしょんぼりしてしまった。それで私は、枇杷の実越しに列車を見送ってみた。

 ん?このE217系は東海道本線のはずなのに、車両の帯が湘南色ではなくて横須賀線のスカ色に見える。たぶん、私が最近目が悪くなった所為だろう。パソコンばかりに向かってないで、こうやって緑の多いところをもっと歩いた方がいいかもしれない。


E217系電車 東海道本線早川駅~根府川駅(石橋橋梁)にて 2010.6.26

by railwaylife | 2010-06-29 23:58 | 東海道本線 | Comments(2)
Commented by やままさ鉄 at 2010-06-30 06:23 x
蒸し暑い日が続きますね。
急な人事異動の話が出たと思ったら、しばらく保留に・・。
会社員はこのドタバタから逃げられませんね。。
毎朝利用している217が、東海道線を走ってるのは実に愉快です。
確かに湘南帯でもないヤツ(スカ色というよりスカ色もどき?)ですし。
217もいつかは、231・233に変わっていくのかなぁ・・なんて思うと、それはそれでいとおしかったりします。
でも、帯の色、変えないで欲しかったですが。

本日、初代NEXの最終運転となります。
最終日の最終ではありませんが、帰宅時に乗車します。
特に・・ってことないんでしょうけど。
Commented by railwaylife at 2010-07-01 23:21
やままさ鉄様にとっては、E217系が日常の車両なのですね。そういう日常の車両への想いを大切にされた方がよいと思います。置き換えが決まってから、あるいは残りわずかになってから慌てても仕方ありません。

253系の乗り納めは楽しまれましたでしょうか?
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