青地に金帯

 ちょうど一年くらい前に、JR東日本が電気機関車EF510形を新製導入するというニュースを知り、私はそのことを「寝台特急の機関車」というタイトルでこのブログに書いていた。当時私は、寝台特急の牽引機に新型が導入されるということで、たいそう喜んでいた。ちょうど寝台特急「富士」「はやぶさ」の廃止発表を控え、寝台特急にとっては暗いニュースばかり続いているときだったからである。

 そして私は、新しく導入されるEF510形がどんな塗装になるのかということを妄想していたが、寝台特急「北斗星」を牽くなら、客車に合わせてブルーに金帯が入った塗装が良いと書いていた。

 そんな記事を書いてから一年が経った今月、雑誌の「鉄道ダイヤ情報」で、JR東日本のEF510形の落成1号機が、12月18日から19日にかけて、製造元の川崎重工兵庫工場より田端操車場へ向けて甲種輸送されることを知った。私は、このEF510形がどんな色で出てくるのだろうかとワクワクしてきた。

 それで12月18日にさっそくインターネットでJR東日本のEF510形を検索してみると、甲種輸送の様子を追ったブログや鉄道ニュースのページがヒットした。恐る恐るそのページを見てみると、載っていた写真には青地に金帯を巻いたEF510-501号機の姿があった。しかも側面には、流星のマークもあしらわれていた。

 これは紛れもなく寝台特急「北斗星」専用の牽引機ではないだろうか。青地に金帯というブルートレイン「北斗星」の客車にぴったりマッチしている。私は嬉しくて仕方なかった。改めて、これでしばらくはブルートレイン「北斗星」が安泰であるような気がしてきた。そしてさらに、ブルートレイン「北斗星」の客車まで新製されるのではないかという期待まで抱いてしまった。

 それにしても、一年前に私が予想していたことが当たってしまった。本当にJR東日本のEF510形は、青地に金帯という塗装になった。まさか私の意見が採用されたわけではないだろうが、気分の良いことである。そして、ブルートレイン専用の機関車が新製されたということは、ずっとブルートレインに憧れてきた私にとって、この上なく嬉しいことであった。

 EF510-501号機は、翌12月19日に無事田端操車場へ到着したようである。実際の運用開始は来年春以降のようだが、早く青き客車を牽いた姿を見てみたいと思う。そして、そんな青ずくめの「北斗星」に、ぜひ乗ってみたいものである。

 ただ、これまで「北斗星」を牽いてきた真紅の機関車EF81形は、運用から外れることになる。EF81形の牽くブルートレインは、伝統的なブルートレインの姿であるし、機関車の赤と客車の青という対比も良かっただけに、それは少し残念だ。来年春からいきなり全ての運用がEF510形に切り替わるわけではないと思うが、今のうちにEF81形「北斗星」の姿をしっかりと目に焼き付けておきたいものである。


青地に金帯の寝台特急「北斗星」 東北本線上野駅にて 2009.11.29



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by railwaylife | 2009-12-21 23:53 | 寝台特急 | Comments(0)
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