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南武線の電車に乗っていたら、線路際に花菖蒲の咲いているのが車窓に見えた。
帰り道、その場所の最寄り駅で途中下車し、花のところへ行ってみた。 駐輪場の場末みたいなところであったが、線路のすぐ脇に小さな水路がありちょっとした水辺の空間になっていた。川崎市内のことゆえ、かつてこのあたりに張り巡らされていた二ヶ領用水の支流の一つではないかという気がした。 そこに、花菖蒲は咲いていた。 ![]() わずかな本数ではあったが、初夏らしい風景を表すことができるかなと思って、花越しに電車が来るのを待ち、捉えてみた。 ![]() ![]() ![]() もっとたくさん花があったらよかったのかもしれない。あるいは、花がもっと線路から離れていて、電車を花越しに遠景するような形になればよかったのかもしれない。そうすればきっと花が目立っただろう。 でも、なんとか初夏らしい205系の風景を見ることはできたと思う。 ところで、花菖蒲といえばこうして5月から咲くが、どうもこの日のような五月晴れの下で咲く姿は似つかわしくない気がする。あじさい同様、梅雨空の下で眺める方がいいように思う。その方が花の濃い色がきゅっと締まるように感じられる。 ![]() 南武線205系電車 南武線稲田堤駅~中野島駅にて 2012.5.19 # by railwaylife | 2012-05-27 11:48 | 205系 | Comments(0)
南武線に「二番目の205系」を見に行った橋梁は、すぐ横を武蔵野貨物線が併走する形になっていた。それで、時折そこを貨物列車が往くのも目にすることができた。
ただ、私のいた河岸から武蔵野貨物線の列車を正面から綺麗に捉えるのは難しかった。南武線の橋梁と武蔵野貨物線の橋梁の間が狭く、どうしても南武線の橋梁が邪魔になるからである。 河岸に土手でもあれば、橋梁と同じ高さの目線になり巧く捉えられることができたかもしれないが、あいにくそんなものはなく、橋梁のすぐ下から見上げるような形にならざるを得なかった。 そんな場所で、EF210形桃太郎牽引の貨物列車を迎えることになった。 それで、撮り方はかなり強引なものとなった。 ![]() でも、結果的に空を広く入れることができたので、何となく清々しい風景にはなったと思う。 EF210形電気機関車 武蔵野貨物線府中本町駅~梶ヶ谷貨物ターミナル駅にて 2012.5.19 # by railwaylife | 2012-05-27 11:38 | 貨物列車 | Comments(0)
登場して二ヵ月以上も経つから、もはや目新しさもないのかもしれないが、私としては初めて目にしたので、今までとまったく違う新鮮な印象があった。
60000形MSEとなった小田急の特急「あさぎり」である。 ![]() 以前よりずいぶん短くなったな、という印象がまずあったが、実際にはダイヤ改正前までの20000形RSEや371系の7両編成よりもわずか1両少ない6両編成であった。 でもそう感じたのは、最後尾が非貫通型の平面顔で尻切れトンボみたいになっていて、何となく締まりがないからだろうか。 そんな印象のあった新生「あさぎり」であるが、この鮮やかな車体が御殿場線の山間に分け入ってゆく風景もいつか眺めに行ってみたいなとも思いながら、その姿を見送っていた。 小田急60000形電車 「あさぎり」3号 小田急小田原線和泉多摩川駅~登戸駅にて 2012.5.19 # by railwaylife | 2012-05-26 10:02 | 小田急 | Comments(2)
人生において馴染みになる街というのはいくつもあると思うが、その街が馴染みとなる理由はいろいろであると言える。
自分が住んでいたからとか、学校に通っていたからとか、勤め先があったからといった生活に関わるものはもちろん、そこの風景が好きで何度も通うようになったからとか、そこを好きな列車が通るので何回も見に行くうちに馴染みになった、なんていう趣味的な理由もある。 また、友人の家があったからとか、学生時代に付き合ってた子が住んでいたからとか、人との関わりを通じての理由もある。 理由は何にせよ、そこを何度も訪れ、さまざまな時間、さまざまな季節、さまざまな天気の街の風景を目にするうち、馴染みになっていく。そして、どこに何があるかとか、どの時間が混むとか混まないとか、なんていうことにも詳しくなっていく。 やがて、いい風景も見つけられる。いい思い出も作れる。 その、いい風景をいくつ知っているか、とか、いい思い出をいくつ持っているかというのが、街との関わりの深さであると思う。 今月から私は、事情があって今まで定期的に通っていた病院から別の病院へ移ることになった。診ていただく方は変わらないのでその点の心配は何もないのだが、通う病院や通う街が変わるとなると、最初は何かと慣れなくて不安なものである。 でも私は、そんな不安よりも、また馴染みの街が一つ増えるのだと思って嬉しくなっていた。これから、さまざまな季節、さまざまな天気のときに、その街へ通うことになる。そして何度も通ううちに、いい風景を見つけられるだろう。それが楽しみである。 そして最初の通院の日、早くも一つ目のいい風景を得ることができた。 その街はなんと、路面電車が走っているという、実に魅力的なところであった。 ![]() 都電7000形電車 都電荒川線鬼子母神前電停~学習院下電停にて 2012.5.12 # by railwaylife | 2012-05-26 09:56 | 路面電車 | Comments(0)
昨年も書いていることだが、バラという花にはあまり季節感がないように思う。その所為か、あまり執着のない花である。
だから、近所の線路際にバラが咲いて、絶好の「バラ電車」の風景が見られるようになっても、あまり見に行ってみようという気にはなれなかった。 それでも、何度か電車の車窓に見ているうちに、近くだしちょっと行ってみるかと思って、バラを見に行ってみた。 だが、花はすでに盛りを過ぎていて、赤い花びらの縁が黒くなり始めていた。そしてよくよく見れば、しおれているものもあった。 そんな中、何とかまだ見られそうな花越しに、電車を見送ってみた。 ![]() 花は終わりかけだったが、一つ嬉しかったのは、昨年バラ越しに見られなかった9000系電車を今年は見られたということである。 東急9000系電車(9001F) 東急東横線都立大学駅~自由が丘駅にて 2012.5.20 関連記事「バラの似合う電車」 # by railwaylife | 2012-05-25 23:19 | 東急9000系 | Comments(0)
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